2018年5月11日 (金)

平和を守るために

9のつく日には、加茂九条の会は加茂駅でスタンディングをしている。6時半から1時間ほどである。私も4月から、毎回参加している。若手(?)が参加してくれたということで、たいへん喜ばれている。「平和憲法を守りましょう!」「安倍九条改憲に反対しましょう!」・・・・!ささやかな行動ではあるが、平和を守る一歩になれば嬉しい。

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それ以外の小さな動き。

4月16日(月)

立命館大学平和ミュージアムを訪問した。「15年戦争」「現代の戦争」「平和を求めて」の三つのテーマで、貴重な資料が展示されている。若者たちはこういう資料に大いに触れて欲しい。

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5月1日(火)
浄瑠璃寺前で、九条を守る署名活動をする。残念ながら、署名は拒絶される人が多い。心に少しでも平和憲法を守る気持ちが芽生えてくれることを祈りながら、笑顔を絶やさない。
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5月7日(月)

放送法遵守義務確認等請求事件の口頭弁論が、奈良地裁であり傍聴支援をする。NHK問題を考える奈良の会に、正式に入会した。原告に入りたいのだが、募集はしていないのでやむを得ない。

裁判長が替わり、この事件の経過や趣旨を、佐藤真理弁護団長がわかりやすく論述された。正義を希求する熱血漢だ。

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裁判後に、近くの奈良教育会館で報告会を行った。「視聴者主権のNHKを目指す」「政権からの自主独立を求める」「国民の知る権利を守る」ことを、再度確認した。
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NHKニュースは、公平・公正な報道であるべきだ。安倍宣伝マシンとしてNHKがあるのなら、受信料は払わない。





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童仙房・茶畑コンサート

5月5日(土)に、童仙房の布施田さんの山の家で、茶畑コンサートが行われた。童仙房は、京都府南東部に位置する標高4・500mの高原である。関西の軽井沢と言われている。蛇行する山道を上っていく。

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布施田さんは、精華9条の会で中心的に活動されている。平和を守ろうと心熱く実践されていて、いつも教えていただいている。

布施田さんの山の家は、茶畑に囲まれている。茶の新緑が、目にも心にも優しく伝わってくる。

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布施田さんと山菜採りに行く。暖かくなりすぎて、タラの芽やコシアブラは伸びきっていた。先の方の新芽を採集する。
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山の家に帰り、昼食交流会が始まる。旧知の友人にも会えて、愉快に談笑した。シシ肉やホルモンの網焼きをする。先ほど採った山菜の天ぷらが、実に美味しい。伊賀の酒も出てきた。車なので、飲めないのが悲しい。
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家の中には、9月1日(土)のピースライブのポスターが貼ってあった。
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コンサートが始まった。布施田さんが挨拶をされる。
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ケールというグループが、二胡の楽器やギターなどを演奏し、「この街で」や「365日の紙飛行機」などを歌われた。心地良い気分に浸った。
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マジョンナさんが、鮮やかなマジックを披露された。衣装を素早く替えられ変身されたことにも、とても驚嘆した。
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広岡明郎さんたちが、オリジナル曲を含めて演奏し歌われた。「校庭に東風吹けば」の映画の応援歌として、広岡さんが作曲された「東風よ吹け」は、深い感動がわき起こった。

平和集会でよく歌われる、「憲法九条五月晴れ」は広岡さんの作曲で、参加者もみんなで大きな声で歌った。
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広岡さんたちや参加者たちは、笠木透さんを敬愛している人たちであり、最後に「私に人生と言えるものがあるなら」をみんなで歌った。

6月2日(土)に、「伊賀・甲賀ピースナインコンサート」が行われる。「坪 洋子さんを笠木透さんの歌で励ますつどい」である。

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ものつくり

陶芸がまだものにならないにも関わらず、前から興味のあった木工にチャレンジする。

4月12日(木)

木工教室で、コーナーシェルフを作った。マンツーマンで、先生が丁寧に教えてくださる。ジグソーやトリマーを初めて使って、これが実に面白かった。

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4月25日(水)

ままごとキッチンを作った。4人の受講生がいた。工程が多くて、なかなか難しく、落ちこぼれそうになった。孫の喜ぶ顔を思い浮かべて、悪戦苦闘しながら何とか完成。一日がかりだった。
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5月10日(木)
飾り椅子を作った。今回もマンツーマンで教わった。女性の先生は、妥協を許さず、時には厳しく指導される。
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陶芸は、相変わらずのらりくらり。

4月20日(金)

後ろの窯で、8月頃焼くつもりだ。
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4月22日(日)

蔭山先生が右肩の手術やリハビリを終えて、復活された。待ちに待っていたので、嬉しくて仕方ない。

あじさいホールの庭には、大坂城の残石が置かれており、その上に出来上がったばかりの拙作を載せて撮影する。

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4月29日(日)

うめだにカフェの小さな手作り市が行われて、出店する。粘土代や焼成代が出ないくらい、安い値段に設定した。まずまずの売り上げであった。ポン菓子屋さんが出張開店。

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さまざまな店が出ていた。プロの方の店もある。

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手作り市が終わり、室内で満点堂のライブ。吉田拓郎やさだまさし、かぐや姫などの70年代フォークを演奏し歌われた。観客のリクエストに何でもすぐに応じて、歌われたことに驚嘆した。
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木工や陶芸、他にもいろいろものつくりをしていくつもりだ。






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自然からの贈り物

当尾の工房そばの畑を使わせていただいている。本当にありがたいことである。

4月10日(火)

ドウダンツツジや乙女椿が咲き誇っていた。

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近所から筍を分けてもらった。朝掘り筍で、穂先が土から出ていないのを掘り出すそうだ。湯がいてそのまま食べたり、天ぷらや筍ご飯にしたりして、美味しくいただいた。
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4月18日(水)
ワケギやタマネギを収穫する。タマネギは小さいものが多く、少し残念。
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5月2日(水)
アスパラガスが次々できている。苺はすぐその場で食べる。
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畑には、ほぼ毎日のように行っている。我々は何れ土に帰る。それ故であろうか、畑に来ると時間感覚がなくなる。

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郷土の文化と歴史

岡山から帰ってから早くも1ヶ月経つが、まさに多忙な日々であった。仕事時代はパソコンに向かうときが多かったのだが、極力パソコンから離れることとした。

断捨離で、身辺のものをかなり整理した。特に、仕事関係の本や書類は思い切って捨てることにした。それでもなお、捨てきれないものが多くあった。

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第二の人生を、一目散に突っ走っている感じだが、そのテーマとして「平和」、「ものつくり」、「音楽」などを設定している。これは今までと同様である。

更に新しいテーマも見つけようとしている。「郷土の文化と歴史」である。

4月2日(月)

木津川を渡り、府立山城郷土資料館を訪ねる。65歳以上は、無料なのがありがたい。これから足繁く通うことになるであろう。

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庭には、大坂城の残石や、万葉歌碑が置かれている。
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企画展「仏とともに歩んだ画家 穐月明」が今日から始まった。穐月明は墨の「ぼかし」や「かすれ」だけで、野のほとけや花や山川などを表して、その画法は独自のものがある。

「文化財講演会「画家の仕事と背景-私の見た穐月明-」と出して、穐月大介氏が講演された。人嫌いで、短気で、気迫のあるオーラがあった」と、子どもの視点で語られたのが面白かった。
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4月22日(日)
大野山石切場跡の現地見学会に参加した。NPO法人ふるさと案内・かもの主催である。加茂9条の会でお世話になっている田中さんが、これを担当されていた。また、サッカー時代の友人もいて、話を聞いてみると、残石保存運動の中心を務めているらしかった。
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大野山は203mの低い山ではあるが、急峻な山道を上った。途中、道のないところもあった。中腹まで登ると、明らかに窪地があり、ここが石の切り出し場であると知れた。
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周辺には、残石が何個か見えている。約400年前、大坂城の修築のために、津藩の藩主藤堂高虎が切り出した。木津川まで降ろし、船で運んだのだろう。
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鑿を入れた矢穴や、切り出した者の刻印が残る石もあった。
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残席を見つけ出すたびに、あちこちで歓声が上がった。
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1975年の赤田川(木津川支流)護岸工事で、約70個の巨石が見つかった。大野山の切り出し場を含めて、保存運動をしていく必要があるだろう。
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コシアブラがすっかり大きくなっていた。
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「ふるさと案内・かも」にも、何れ所属することになるであろう。

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2018年4月 9日 (月)

九の日

昨夜は、京都府知事選挙の開票の場に、福山和人氏側の開票立会人として参加した。9時から1時間余り、開票において不正がないかどうかを見守った。有効票か無効票か点検するときは、福山氏側に立って主張した。

木津川市の結果は、投票率34.02%で、福山氏が8141票、西脇氏が11728票だった。京都府全体では投票率35.18%で、福山氏317356票、西脇氏402046票だった。

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森友公文書の改ざんや自衛隊日報の隠蔽など、国民を裏切る許しがたいことが立て続けに起こっているのだが、元官僚の西脇氏が勝利した。

この国の民は、いつになったら現政権に対して怒って行動を起こすのか。赤紙が家に届かないと、気づかないのであろうか。

しかし、情けないダメだと諦めたり、アホだどうしようもないと腹を立ててばかりいても、何も始まらない。

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次の日から、私は行動を起こすことにした。加茂町9条の会が、加茂駅のプラットフォーム前で、九のつく日に朝6時半からスタンディングをしている。10年以上も長きにわたって、地道にこの大切な行動がなされている。

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私も仲間入りさせていただく。以前から知っている人たちが、殆どである。私が一番年少に見える。歓迎して受け入れてもらった。

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出勤する社会人や通学する学生に対して、挨拶したり、呼びかけたりする。

「憲法9条を守りましょう!」

「9条は世界の宝です!」
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大きな声を出そうとするが、少し恥ずかしや照れもあり声がなかなか出ない。

「安倍改憲に反対しましょう!」
「戦争する国に反対しましょう!」

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1時間余りスタンディングをして、解散。往復、徒歩で約40分。適度な運動になる。
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九のつく日に、極力私は参加するつもりだ。

些細なことであるが、小さな動きを積み重ねていきたい。

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2018年4月 7日 (土)

半田山植物園

興奮冷めやりがたく、京都に帰る前に植物園に行く。熱くなりすぎている気持ちを鎮めようと思った。

岡山から津山線に乗り、次の駅の法界院駅で下車する。

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法界院にお参りする。桜の花が、一斉に舞い散っている。参拝客はどなたもおられない。
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半田山植物園に行く。65歳以上が無料なのが、ありがたい。歳をとって良いのは、これくらいであろうか。

温室がある。多肉植物や熱帯植物は、想定外のものがあり、つい見てしまう。桜、花桃、椿など、今を盛りとして、さまざまな花が咲いている。少し風が冷たい。
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岡山市街を眺める。岡山禁酒會舘はどの辺りであろうか。
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ツツジ、ボケ、レンギョウ、ドウダンツツジ、ボケなどが咲き誇っている。自然の作る色の美しさに感嘆する。
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この八重桜の名を、「関山」と知った。
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パンジーやチューリップ園、牡丹園に寄る。自分には華やかすぎて、すぐに退散。
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スミレの花を見つける。こちらの方が、自分にはよく合うような気がする。

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旅の最後が植物園になるとは、思ってもみなかった。落ち着きを取り戻し、いくらか興奮も冷めたようだ。

新幹線「こだま」で帰る。おとなび2400円の安さである。総じて、この旅は青春18切符や安ホテル、無料レンタサイクルなどを使い、とても安上がりであった。

これで、8泊9日の旅が終わった。退職という、一区切りがつけられそうだ。

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2018年4月 6日 (金)

岡山禁酒會舘マンスリーライブ204回

この退職記念旅行もいよいよ大詰め。そして、自分の中で最大の目的として位置づけていたのが、これだった。

「岡山禁酒會舘マンスリーライブLIVE=LIFE vol.204」に参加した。今回のライブの主題は、「雑花塾ファミリーシリーズ~その1 武部仁・ぺんぺん草をゲストにお迎えして」である。

今昔の岡山禁酒會舘の風景。會舘を紹介するプレートが、近くに建てられていた。1923年に建設以来禁酒運動の拠点となり、戦火を免れたことが解説してあった。

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入り口には、手作りのポスターが掲示してあった。気配りが嬉しくなる。
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主催者の尾崎ツトムさんが、今回の出演者のことをユーモアを交えながら飄々と説明された。歌はもちろん、話術も巧みだ。今回はゲストの持参された土産(草餅や地酒)のことを、面白く語られていた。

「自らが暮らす地域で、地道に『うた』を創り、歌い、コンサートを開催するという音楽活動を続け、『憲法フォークジャンボリーinおかやま』や、岡山禁酒會舘、そして1月末の200回記念ライブでも歌ってくれた。」
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観客の橋本省吾さんが、月桃の花歌舞団の「ガマ人間あらわる」の岡山公演のことを紹介された。さすが、敬愛する橋本さんだ。

この歌舞団は、沖縄や原発や労働破壊などの現代の諸問題を、「命どぅ宝」に基づき鋭く切り取られて劇にしている。私も奈良で視聴したが、命を蔑ろにする側への怒りがムラムラ込み上げてきた。ぜひ、岡山で観賞して欲しい!
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OZAKI UNITが、「小さな館」、「川は忘れない」、「生きる時代」などを歌われた。

いつも聞くたびに、次のことを思う。ここに今歌が生きている、熱い血潮を持って歌が流れていると。ありきたりの歌ではなく、今を懸命に生きる中で生まれ出た歌だと。

正直、私はいつもOZAKI UNITの歌から、矛盾だらけの社会に立ち向かう勇気と希望を与えられている。退職後の第二の人生をどう歩んでいくか、その決意が漲っていくのを覚えた。
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ゲストの登場。最初に、武部仁さんとぺんぺん草さんが一緒に歌われた。同じ鳥取県に住む者同士、息の合った演奏で、「矢車草」や「水田」を歌われた。

少し緊張しているのか、声がうわずっているようだった。これが、プロにはない魅力だと思う。歌はプロのものではなく、それを創る者たちのためのものだ。どこからか、笠置透さんの嗄れた声が聞こえてきた。
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武部仁さんが歌われた。「田んぼに暮らしながら」「いなかに暮らす」では、地元の鹿野町の風土や人の姿が浮かび上がってきた。一度訪ねたことがあるが、鷲峰山の麓に田園の広がる、のどかで朴訥な田舎である。それがそのまま、歌になっている。これがフィールドフォークなのだと、妙に嬉しくてたまらなかった。

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尾崎さんの評が、的確である。

「鳥取市鹿野町という地域の風景や人々の暮らしをテーマとした作品が多く、巧みなギターテクニックを駆使しながら、時にはしみじみと、時にはユーモラスに、歌い続けています。数年前から、「雑花塾」の新曲創作に参加するようになってからは、オリジナル曲が急速に増え、表現の幅が広がっているように思います。」
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「白紙の領収書」は、北川さんの詩に最近の問題を追加されて、批判精神に満ちて歌われた。「たかが歌されど歌」は、雑花塾の新曲創作の場で生まれた歌である。武部さんの詩に、尾崎さんが曲をつけられている。「抑止力」は、相づちをうちながら観客も歌った。
フォークだ、これがフォークだと、心の中で歓声を上げていた。権力への抵抗の中で生み出す歌こそフォークであると、常に考えているからである。

武部さんは、きっと雑花塾の中で新風を巻き起こすことであろう。
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待ちに待った、ぺんぺん草(大森隆さん&大森典子さん)が登場された。憲法フォークジャンボリーで、非常階段の所で音合わせをされていた姿が、今もなお脳裏に焼き付いている。歌に対する思いが誠実で、飾り気のない真摯な歌唱や演奏が、とても好感が持てた。

笠置透作詞、山本忠生作曲の「焚き火」は雑花塾の中での名曲であるが、民衆の生きざまが滲み出るようにじっくりと歌われた。
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また、尾崎さんの的確な評をお借りする。

「ぺんぺん草のお二人は、オリジナル曲も創作しますが、自らの想いに重なるカバー曲も積極的にレパートリーに取り入れています。特に、敬愛する笠木透さんの作品は重要なレパートリーで、「アザミの花」や「希望」など、笠木透・山本幹子のコンビで創られた名曲を歌い続けていることは貴重です。」

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オリジナルの「錦町ストーリー」や「SONG」は、彼らの思いがいっぱい詰まっていた。貧困だったゆえに平和を追求すると、大森さんはスピーチされたが、まさにそのテーマが生き生きと描き出されていた。
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ぺんぺん草も自らの生きざまから、フィールドフォークを作り続けている。地味ではあるが、二つとして同じものがない。誰も知らないところで美しい花を咲かせる、雑草の花である。その美しさを知る人ぞ知る、雑草の花である。
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最後に、もう一度二組が登場して「雲は流れる」を歌われた。アンコール曲は、「私の子どもたちへ」である。笠置透さんがこの場に来られて、一緒に歌われているようだった。確かにその姿を見たような気がする。
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実にステキなライブだった。プロとは違う魅力が、ふんだんにあった。そして、このようなライブこそ、笠置透さんが望まれていたものであると、確信した。
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打ちあげは、ゲストの皆様を交えて、下津井港へ。主催者の尾崎さんは、ライブがどうなるか少し心配されていたようだが、成功裡に終わったので、嬉しさからかよく飲まれていた。武部さんも大森さんもライブの緊張がとれて、これまたよく飲まれていた。そして、フォークへの情熱を切々と語られた。
この場にいさせていただいているのが、嬉しくて仕方なかった。久しぶりに、私もよく飲んだ。大森さんの土産の吟醸酒は、とても美味しかった。あっという間に空になった。
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いつの間にか、日付が変わっていた。

退職記念旅行の締めくくりとして、このライブは特に大切なものになりそうだと思った。

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防府・岡山

防府では、種田山頭火(1882年~1940年)に関わりあるところを訪ねた。これも、今回の旅のメインの一つである。

まず、生家跡を訪ねた。句碑の前には、酒が供えてあった。山頭火は大の酒好きだった。

「生まれた家はあとかたもないほうたる」

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山頭火が小学校に通った道が、山頭火の小径として設定されている。

「草は咲くがままのてふてふ」
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山頭火ふるさと館を訪ねる。「山頭火をうたい、山頭火にしたしみ、山頭火をつたえる」をテーマに、開館した。現在、「山頭火とふるさと防府」の企画展が行われている。

山頭火は、1916年に経営していた酒造場が倒産して、防府を去った。それ以来、防府に住むことはなかった。何度か行乞の折に訪ねているが、ふるさとへの思いは複雑でさまざまなものがあった。

「雨ふるふるさとははだしであるく」

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護国寺に参る。山頭火の墓や、多くの句碑がある。

「おたたも或る日は来てくれる山の秋ふかく」
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防府の町には、随所に山頭火の句碑がある。「へうへうとして水を味ふ」

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「濁れる水の流れつつ澄む」
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防府天満宮に参る。11月に行われる御神幸祭(裸坊祭り)は、勇壮な祭りだ。凪の座40周年リサイタルの時に、この祭りを見たことを思い出した。

「ふるさとは遠くして木の芽」
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国分寺のケヤキは、樹齢800年という。
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岡山に行く。夕刻より始まる、岡山禁酒會舘マンスリーライブに参加するためである。

西川沿いを歩く。枝垂れ桜が、今を盛りと咲いている。
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蔭凉寺の前を通ると、「原発は仏教に反す」の字が飛び込んできた。まさにその通りだ。仏教だけではない、「すべての宗教」や「人間の生存」に反する。意志を表明している、素晴らしい僧侶である。
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ホテルで自転車を借りて、少しばかり彷徨う。文学館に行く途中に、こんな派手な彫刻があった。何を意味しているのだろうか。
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竹久夢二の儚げな絵が、大好きだ。「宵待草」の詩碑を、旭川沿いに見つけた。
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岡山では、いつも何かの発見がある。

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2018年4月 5日 (木)

小倉・門司・下関

小倉の町を彷徨った。

伊能忠敬の測量記念碑があった。この常盤橋から、九州の測量を開始したという。彼は50歳で家業を子どもに譲り、第二の人生を歩み出した。天文・暦学を学び、全国の測量を行った。どのように第二の人生を過ごすか、私も少しでも彼に近づきたいと思った。

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小倉城に行く。1602年に細川忠興が築城。
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松本清張記念館に行く。朝早くて閉まっていた。
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無法松の碑を訪ねる。祇園太鼓を見に来たいものだ。
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杉田久女の句碑を見に行く。「花衣 ぬぐや纏はる ひもいろいろ」彼女の浪漫的な句境に、心ひかれる。
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旦過市場を訪ねる。八百屋、魚屋、総菜屋などが軒を連ねる北九州の台所である。
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森鴎外の旧居を訪ねる。1899年に小倉に赴任して、ここで書かれたのが「即興詩人」。
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門司港駅で下車する。旧大阪商船、旧門司税関などが建ち並ぶ。
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対岸の下関に船で渡る。流れがかなり強い。
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金子みすゞ(1903~1930)は、1923年に下関に移り住み、働きながら創作活動を行った。

旧秋田商会ビルに、展示コーナーがある。みすゞの平易で真実をつく詩に、私はたいへん愛着を抱いている。
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金子みすゞのゆかりの場所を巡る、「詩の小径」を歩く。
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下関駅から、防府駅まで行く。.今夜はここで宿泊。

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