« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月

2013年9月28日 (土)

使い捨て時代を考える会 40周年記念企画

京都駅前にあるキャンパスプラザ京都で、使い捨て時代を考える会40周年記念企画「未来は変えられる!子どもたちの未来のために」のトークセッションに参加した。

使い捨て時代を考える会は1973年に槌田劭(たかし)さんら有志によって発足した。大量生産・大量消費という工業化社会を否定して、安全な食や環境を守る運動に取り組まれている。

「原発事故が起こり、食やエネルギー政策のあり方が問われる中、『行きすぎた文明はいつか破綻する。一人一人が今の暮らしを見直し、どう生きるかを考えては』と問いかけている。」京都新聞より

村上真平さん

2002年から飯館村に移住して、自然農法を実践しておられた。原発事故当時は家の棟上げをしていたが、原発事故の怖さを知っていたので翌日山形県に避難された。農地は放射能ですべて汚染されてしまい、レストランまで作り地域の人々と共に歩んできたが、すべて手放さねばならなかった。現在は、三重県伊賀市で荒れ地を開墾して、自然農法に再度取り組もうとされている。

今がよければいい、自分さえ良ければ良い、勝ち組になれば良いという現代人の短絡的なカネ中心主義の限界が、今回の福島事故によって明らかにされたのだから、今こそ大地に根ざした貧しいけれど助け合って生きる、幸せなイノチ中心主義の生き方に変えなければならないと、強く訴えておられた。全く同感であり、へこたれずに前を向いて実践されている村上さんに、敬意を抱かずにはいられなかった。

Rimg_6703_r
原発事故前の飯館村の村上さんの農園
Rimg_6705_r
Rimg_6709_r
Rimg_6713_r
Rimg_6714_r
Rimg_6716_r
移住した伊賀市の開墾前後の状態
Rimg_6717_r
Rimg_6719_r
大内信一さん

福島県二本松市在住で、福島原発事故後も当地で有機農法を続けておられる。事故当初は放射能は高濃度であったが、今は作物から殆ど検出されない。風評被害に苦しんでおられる。現地で農業を続けるためにはどうすればいいのか、試行錯誤しながら有機農法を続けようとされている。

大内さんのレジメより

〇今後の課題
①エネルギーの自給  ・太陽光やバイオマスエネルギーの活用(遊休地の活用)大資本が入ってはダメだ! ・食用油とエネルギー肥料の自給(油からは放射能は検出されない!)

②脱原発への道  ・福島の教訓を活かせ ・安全対策より廃炉へ

③福島を花や作物で飾りたい  
Rimg_6721_r
〇農業の目指すもの

①自給 自給に不作無し(TPPには大反対!)

②環境 自然を、土を守る(有機農法を続けたい!)

③地域 遊休地の活用(共同の力を!)

④健康 遺伝子組み換え作物や農薬、添加物などから、健康を守る(消費者と共に農業を守る!)

Rimg_6722_r
槌田劭(たかし)さん『工業化社会 警鐘40年』

「エネルギーが行き詰まることは分かっていた。今の暮らしを持続しようとする限り、未来はない。現実を直視して、生き方を変えることが必要ではないか。」京都新聞より

Rimg_6726_r
Rimg_6728_r
スピーチの始めに、室内の電気をもっと暗くしてくださいと求められていた。槌田さんのような生き方をしていきたいものだが、軟弱な私にはどこまでできるであろうか。しかし、後を追ってよぼよぼと歩いて行きたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年9月23日 (月)

「もんじゅを廃炉に」関西集会

天王寺区民センターで「もんじゅを廃炉に」関西大会が開かれた。会場内は立ち見が出るほど満席であった。小浜の明通寺の中嶌哲演さんのお姿もお見受けした。

「高速増殖炉もんじゅは今までに1兆810億円も使い、事故で15年間も停止して、停止中も毎日5500万円使っている。もんじゅが作るプルトニウムは、10万年以上も生物を毒で苦しめる。いのちと未来のために、もんじゅを即刻廃炉にしよう!」

(主催  とめようもんじゅ」関西連絡会    共催 大阪平和人権センター)

Rimg_6474_r
Rimg_6475_r
吉岡 斉さん(九州大学副学長)
「中長期的に考えれば、原子力発電から撤退しても他にさまざまの発電手段位より電力不足やエネルギー不足を来すことはない。」
Rimg_6479_r
「軍事利用と民事利用の両面にまたがる日米原子力同盟が、日本の脱原発政策の最大の障害物である。他の障害物として、すべての主要政党が脱原発に消極的であるという国内政治の構造や、地方にも根を張った利権構造がある。ドイツの脱原発が実現できそうなのは、この3つの障害物が無力化していたからであろう。」
Rimg_6482_r
パネルトーク「もんじゅの継続に何の意味があるのか」

福島みずほ さん(社民党)

福山哲郎 さん(民主党)

山本太郎 さん(無所属)

Rimg_6484_r

3人とも、もんじゅは廃炉しかないと明確に述べられていた。もんじゅを廃炉にすべき理由をまとめてみると、四点にしぼられる。

①「危険」核暴走を起こしやすく、冷却剤のナトリウムは水や空気に触れれば爆発炎上する。

②「猛毒」燃料のプルトニウムは超猛毒の発がん物質であり、もんじゅには1400㎏使われ大惨事を引き起こす。

③「地震に弱い」配管が薄く長く曲がりくねり地震に弱く、また直下には活断層が2本走っている。

④「無駄使い」停止中でも5500万円のお金を使い、半世紀を経ても未だに実用化の見通しはない。

Rimg_6492_r
Rimg_6490_r

山本太郎氏は、「もんじゅを廃炉にする為には、無関心な人々にも興味を持ってもらい、国民的な運動にするしかない、命を守るために政治家と民衆との間の距離を近づけるように動いていきたい」と熱く語っておられた。
Rimg_6496_r
Rimg_6498_r
Rimg_6499_r
Rimg_6501_r
Rimg_6502_r
Rimg_6505_r
Rimg_6507_r
小出裕章さんからの汚染水問題の緊急ビデオインタビューがあった。
Rimg_6509_r
Rimg_6510_r
Rimg_6511_r
元衆議院議員の服部良一さんのスピーチがあった。「福島の事故が全く収束せず、汚染された放射性物質を大量に含む水を海に垂れ流しており、全くコントロールできていない。、オリンピックより大事なことに取り組むべきだ。」と訴えられた。このような人が落選していいのだろうかと、つくづく思った。
Rimg_6513_r
Rimg_6512_r
ミュージシャンの朴保さんの歌は、弱者側の視点で、人間として許せないことを黙ったままではいけないよと強くアピールされて、激しく熱く音を紡ぎ出しておられた。心を揺さぶる、素晴らしいミュージシャンである。「今こそ流れを変えるとき」などの名曲を聴き、会場内は大いに盛り上がった。
Rimg_6515_rRimg_6517_r_2
Rimg_6524_r
Rimg_6525_r
集会決議の一部「文科省は組織と名称を変えてもんじゅの研究開発を継続すると発表しました。18年間もまともに動いていない炉を再び動かすなど、世界に例がなく言語道断、正気の沙汰ではありません。もんじゅには1400キロのプルトニウムと1700トンのナトリウムがあり、停まっていても安心できないのです。一刻も早く廃炉を決断されるよう強く求めます。」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

四天王寺

集会に参加するために、天王寺から四天王寺へと歩く。

駅の近くにはこのようなレトロな通りがある。

Rimg_6438_r
Rimg_6440_r
庚申堂
Rimg_6444_r
庚申堂の七福神
Rimg_6442_r
竹本義太夫のお墓(超願寺に浄瑠璃節の中興をした義太夫のお墓がある)
Rimg_6445_r
四天王寺に到着。

秋季彼岸会が行われ、太っ腹なことに境内参拝は無料である。いつも通り過ぎるだけであったが、初めて回廊内に入った。

四天王寺形式といい、南北に中門・塔・金堂・講堂が一直線に配置され、回廊が囲んでいる。
Rimg_6448_r
Rimg_6459_r
Rimg_6460_r
五重の塔に上った。四天王寺式伽藍の配置がよくわかった。
Rimg_6451_r
やはり、あべのハルカスがよく目立つ。2014年春に完成予定で、日本一の高さ(300m)を誇る。
Rimg_6453_r
彼岸会で、各御堂で先祖供養が受付されている。
Rimg_6462_r
お店もいっぱい出ている。
Rimg_6463_r
Rimg_6465_r
Rimg_6466_r
Rimg_6467_r
Rimg_6470_r
店頭で餅つきが行われていた。
Rimg_6469_r
亀さんかすてらを買い、土産にする。
Rimg_6473_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年9月21日 (土)

9条京都の集い

Rimg_6362_r

9条京都の集いが四条のシルクホールで行われた。主催は憲法9条の会で、結成5周年を記念して開かれた。参加者は千人を超え、会場は満席で立ち見が出るほどであった。

案内ビラ「政府が暴走しようとしている今だからこそ、私たちは、命を大事にしよう、9条を守り活かそう、96条先行改憲を許さないの石を訴えていかなければならないと決意しています。」

京都新聞社の記事を紹介しながら、感想を述べる。

木津9条の会(天野輝男さん)成人式の時に配布するパンフが好評で、若者に9条のすばらしさを伝えておられる。

Rimg_6364_r

仏大9条の会(山本 樹さん)若者たちは将来の日本を真剣に考えている。9条に賛成の意思表示をする者達が圧倒的だ。

Rimg_6367_r
英和委員会(戸田昌基さん)京都に米軍基地は要らない。Xバンドレーダー基地に断固反対する。
Rimg_6368_r
11.3憲法集会事務局(高垣博也さん)梅小路公園で憲法集会を開くが、京都水族館に来られた方たちにも参加して頂くような、楽しいものにしていきたい。
Rimg_6371_r
けんぽうサロン(岩佐英夫さん)三条カフェで「けんぽうサロン京都」を放送している。毎月第2・第4木曜日午前7時から6分間なので、ぜひ聴いて欲しい。
Rimg_6373_r
9条世界会議(梅田章二さん)10月14日(月)に大阪市中央体育館で9条世界会議関西2013が開かれるので、ぜひ参加して欲しい。
Rimg_6375_r

野田淳子さんのライブ

野田淳子さんのファンなので、音楽センターから出されているCDを殆ど持っている。ソプラノの澄み切った声で、生きているものたちへの優しさが溢れている。金子みすゞの「大漁」を歌われた。「朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽鰯の大漁だ 浜は祭のようだけど 海の中では何万の 鰯の弔いするだろう」

Rimg_6380_r

Rimg_6384_r
憲法9条京都の会 代表世話人 安斎育郎さん(立命館大学名誉教授)

「原発技術が核兵器開発に役立てられることが、現実の懸念になっている。」京都新聞より
Rimg_6385_r
現在も毎月福島に行って、放射能の検査をしておられる。高線量の所がまだ多くあり、子どもたちが外で自由に遊べないことを憂えておられた。平和のために日々実践しておられる、尊敬すべき信念の人だ。
Rimg_6389_r
憲法9条京都の会 代表世話人 益川敏英さん(ノーベル物理学受賞者)
「現行憲法は戦勝国側の押しつけだとする改憲派の主張に対して、益川教授は『押しつけであろうと良いものは良い。9条は日本社会に根付いている』と強調。改憲派はうやむやのまま9条の趣旨を変える可能性が考えられるとし、『腰を据えて9条問題に取り組まねばならない時期に来ている。憲法改正反対の運動を力強いものにする必要がある。』」とよびかけた。」

Rimg_6393_r
阿倍は本腰で戦争のできる国にしようとしている。ハシモトのような変なやつがうようよ出てきて、国民の知らない間に憲法が変えられてしまうかもしれない。益川氏はそういう動きにたいへん憤りを覚えて、絶対に9条を守るという覚悟を決めておられることがひしひしと伝わってきた。
Rimg_6395_r
9条の会事務局長 小森陽一さん(東京大学大学院教授)が「憲法の新たな動きとこれに対決する私たち」と題して講演された。

レジメの一部

①解釈改憲による自衛隊の軍隊花・・・・・・国家安全保障会議、安保法制懇による集団的自衛権行使の容認へ

②問われる安倍晋三の歴史認識・・・・・・麻生太郎「ナチス」に学べ発言の波紋、「侵略の定義」、河野洋平・村山富市談話に対する姿勢、閣僚の靖国参拝、橋下徹発言

Rimg_6414_r
③自民党「日本国憲法改正草案」の危険な本質を明らかにしていく草の根運動・・・・・・・9条2項を削り「国防軍」へ、「国際」という名の対米追随、「緊急事態」という戒厳令独裁体制、人権を踏みにじる国家中心主義

④危険な教育改悪・・・・・・・教育委員会の見直し、教科書検定の強化、道徳教育の強化花
Rimg_6408_r
自民党の「憲法改正草案」では、自衛隊を国防軍として集団的自衛権の行使や多国籍軍への参加を可能にするよう改悪しようとしている。戦争をする国を目指した体制造りを全面的に進めてくる権力に対して、小森さんの話の中には並々ならぬ憤怒と抵抗の精神がほとばしり出ていた。

9条を核として私たち民衆は手を握りあい、「9条の会」をもっともっと大きくして、揺るぎない改憲反対の多数派を形成していこう。

Rimg_6405_r
Rimg_6406_r
Rimg_6410_r
最後に「京都平和アピール2013」を宣言した。

「私たちは、今の時代と未来の世代に対する主権者の責任として、歴史の流れを大きく逆転させようとするこうした動きに断固として立ちはだかります。憲法を変えることではなく、憲法に基づく政治を進めていくことを強く求めていきます。」

「すべての京都そして日本の皆さんに、一人一人が手をつなぎあい、できるところから一歩を踏み出し行動していくことを心から呼びかけます。」

「この国の平和と未来は、私たち自身の手で創っていこうではありませんか。ともに、平和といのち、自由と平等そして民主主義のために。」、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東寺の弘法市

21日は弘法さんの日。空海が入寂した日に市が立つようになり、今日まで続く。千店以上の店が並ぶ。JR・近鉄を乗り継ぎ、1時間ほどで東寺駅に着くと、早くも参拝客で混雑していた。

Rimg_6314_r
南大門を過ぎれば、金堂・講堂・食堂が一直線に配置されている。その周辺にさまざまな店が出ている。
Rimg_6315_r

現在の五重塔は、今から約400年前に建てられた。木造の建造物としては日本一の高さ。11月1日より、極彩色の密教空間の広がる初層内部が公開される。

Rimg_6344_r
骨董・古布・絵画・陶芸などの他、果物・野菜・漬物・おでんなどの食べ物なども売られている。見て歩くだけでも楽しくなる。
Rimg_6316_r
Rimg_6330_r
Rimg_6337_r
Rimg_6355_r
江雄の興味を持った店を幾つか紹介する。
Rimg_6317_r
Rimg_6322_r
Rimg_6325_r
Rimg_6327_r
Rimg_6329_r
耳かき(京の手造り 玉三郎)本煤竹で作られ、櫂先を調整してくれる。
Rimg_6331_r
山科絵(赤を基調とした素朴な絵が好きで、何点か購入している。)
Rimg_6334_r
Rimg_6351_r
Rimg_6357_r
Rimg_6358_r
一盛り300円。後3個おまけしてくれた。ほんまに安い!少し酸っぱいが、適度な甘さがある。
Rimg_6350_r
食堂では、観爛斎の作品展が開催されていた。仏さまが身近な者として温かく朴訥に描かれている。
Rimg_6339_r
Rimg_6341_r
東寺を後にして、本日のメインである「9条京都の集い」が行われる四条まで行く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年9月14日 (土)

陶芸作品(9月)

山中の作業小屋をお借りするようになってから、作品の数は多くなった。しかし、まだまだこれと言ったものはできない。辛抱強く作り続けるより他は無い。湯飲みやぐい飲み、茶碗などが多いので、これからは少し酒器を作ってみようか。

Rimg_5923_r
Rimg_5924_r
Rimg_5925_r
Rimg_5926_r
Rimg_5927_r
Rimg_5929_r
Rimg_5931_r
Rimg_5932_r
Rimg_5933_r
Rimg_5934_r
釉薬ももう少し工夫しなくてはいけない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年9月 8日 (日)

東京

9月8日(日)、東京に住む息子に長女が生まれたので、妻と3歳の孫娘と一緒に東京に行く。今回は新幹線を使う。鈍行の旅が好きなので、特別なことが無い限り新幹線には乗らない。

聖路加国際病院は、創立以来キリスト教精神の下に、病む人に医療と看護で奉仕している、素晴らしい病院である。息子の義母もここで出産された。2世代続いてお世話になる。

Rimg_5415_r
Rimg_5403_r
Rimg_5405_r
聖路加病院の宣教師会館
Rimg_5407_r
Rimg_5411_r
Rimg_5414_r

元気な赤ちゃんだった。

近くの聖路加ガーデンLUKEでランチを食べる。地上221㍍47階で、息子は2年前ここで結婚式を挙げた。

Rimg_5588_r

築地市場

Rimg_5596_r
スカイツリー
Rimg_5611_r
有明(東京オリンピックが開かれる)
安倍首相は汚染水をコントロールでき、被曝による病人は出ないと公言した。オリンピックの開催までに、権力のすべてを有効に使って、原発から決別して被災者達に真の支援を実践すべきである。
Rimg_5617_r

東京タワー

Rimg_5660_r
宿泊は愛宕山近くのホテル。付近を少しだけ歩いた。

Rimg_5395_r_2
愛宕神社(この急階段を出世階段という)

Rimg_5382_r
この愛宕山は標高26㍍あり、区内の自然の地形としては最も高いという。
Rimg_5389_r
東京駅

Rimg_5720_r
Rimg_5721_r
1泊2日の短い旅ではあったが、孫娘の顔が見れて、本当に良かった!






| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »