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2014年12月14日 (日)

我夢土下座フィールドフォーク望年コンサート

我夢土下座のフィールドフォークコンサートが、可児市の土田栄公民館で開かれた。青春18切符を利用して鵜沼駅まで行き、雪のちらつく中、犬山城とその城下町を散策した。その後名鉄に乗り、可児川駅まで行き、駅からすぐのところに小さな公民館があった。Rimg_0317_r
主催者の「生活の杜楽柿舎・可茂スポーツクラブ」の代表が「自然・人の出会い・優しさを謳いあげる」すばらしいフォークグループであると紹介され、そのお方も長年にわたり我夢土下座の大ファンであった。我夢土下座のお手製の音響は、アットホームな雰囲気を醸し出していた。

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我夢土下多座は2部にわたり、アンコール曲を含めて18曲演奏され歌われた。歌い手別(お若い順?)に、その曲名(正確ではないかもしれないので、ご教示ください。)と雑感を書き記します。

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〇進藤さん 「椛の木の森」「三つの箱」 
「三つの箱」は、ナターシャセブンの頃の進藤さんが、コントラバスを弾きながら歌われていたのをYou Tubeで拝見したことがある。今回ナマでお聞きして、30年を越える歳月の中で、進藤さんは三つどころか数多くの箱を作られていて、その中には音楽のみならず人生の大切なものがいっぱい充実して入っていることがありありと感じられた。進藤さんの演奏されている表情はいつ見ても、音楽の至福ここにありと永遠の微笑を浮かべておられる。今回握手していただき、コンサートの始まる前からすっかり感激してしまった。

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〇鎌田さん 「500 Miles」
Hobo(ホーボー)と称するアメリカの放浪者が、職を求めて流浪する悲しみや望郷の念を、鎌田さんは張りのある高音で繊細に表現されていた。いつも思うのだが、鎌田さんのマンドリン演奏に真剣に取り組まれている姿は、剣の修行の道にひたすら打ち込む武者を連想させられる。

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〇杉浦さん 「特攻花」「遠い故郷」ハーモニカ曲「La Partida」
木工はプロ顔負けという噂を聞いたことがあるが、ハーモニカ演奏もそうだ。わずか10数個の穴しかないハーモニカを、吐くと吸うという単純な行為で、多彩で豊潤な音を作り出せるという不思議さに圧倒されてしまう。会場の人たちに、家の庭でできた特攻花の種をプレゼントしてくださり、私もいただいた。特攻花が咲いたら、沖縄の海に沈んだ若者たちを悼むつもりだ。

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〇間宮さん 「海に向かって」「北方原野から」「おいで一緒に」「小さな町」
「北方原野から」を聞いていたら、果てしなく広がる広大な北海道の原野が目の前に浮かんでくる。5月に札幌で行われた村澤俊子さんたちとのコンサートに、私も参加したかった。演奏の間の間宮さんの口芸は、次にうたう歌について関係する話題を提供してくださり、その博学とユーモアにはいつも感心してしまう。そして、世相を風刺するときに、口芸のおもしろみは極まり絶口()好調となる。翌日の衆議院選挙の結果を予想されていたが、不幸にもぴたりと当たり、まさに戦争へとひた走る暗黒の時代の到来かもしれない。

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〇田口さん 「アンモナイトの朝」「レールの星」「物干台」「Hobo’s Lullaby」
今回田口さんはいったい何を歌われるのだろうか、コンサート前からもっとも気になることだ。数多くのフィールドフォークの名曲を作曲され、一度その歌を聴いたらもう忘れられなくなる。メジャーの世界でも十分通用する、すばらしい音楽的才能のある方だと思う。写真もブログで拝見しているが、どこにでもあるものを、どこにもないような独自の視点で捉えておられる。それは音楽にも共通している。「アンモナイトの朝」は、京都の都雅都雅でギター+ハーモニカ演奏つきでお聞きして印象深かった。笠木透さんの詩に、田口さんが曲を作られたものだ。この二人で作られたものには、「吾も紅」「矢車草」などフォークの名曲ばかりだ。「物干し台」は、会場の人たちと輪唱して歌われた。この歌にうたわれているような何気ない平凡な光景に、家族の温かさや平和のありがたみをつくづく感じてしまう。アベノミクスとは対極的な位置にある世界だ。

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〇細田さん 「人はそれでも」「旅の空」「真夜中の雪」「私に人生と言えるものがあるなら」
長老と呼ばれているようだが、声量はますます拡がり、迫力さえ感じた。「真夜中の雪」は雪の降るささやかな音に恋人のことを察して偲ぶというテーマであるが、細田さんは今のわがことのように情感深く熱唱された。いつまでも恋に恋する心を失わず、青春を生きておられる方であるのだろう。本当に羨ましい限りだ。約20年前(1993年)の我夢土下座のCDにも入っているが、歌に込められた妙味はいっそう増しているように感じた。「人はそれでも」も、ぐんぐん心を揺さぶった。

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2時間半のコンサートが瞬く間に終わり、その余韻を愉しみながら青春18切符を使い、長い帰途についた。名古屋から新幹線か近鉄特急で帰れば早いのだが、3日しか勤務していないので贅沢はできない。
今年は私用公用など多忙で、さんさにもSUNSUN椛の湖コンサートにも行けずウジウジしていたのだが、この「望年コンサート」で良い年が迎えられそうです。我夢土下座のみなさま、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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