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2016年9月

2016年9月25日 (日)

我夢土下座の新CD

待ちに待っていた、我夢土下座の新CD(二枚版)が昨日届いた。

封筒の間宮氏の達筆は、本当にすばらしい。封筒を捨てるのが惜しいくらいだ。絵心もおありのようで、表紙の絵が、素朴で懐かしい雰囲気を醸し出している。

笠木透さんやメンバーたちの若かりし写真を見て、思わず胸に込み上げてくるものがあった。みんな若かった!生きていた!熱かった!(肉体的な若さ以外は、精神的な若さを含めて今もお変わりはないけれど・・・。)

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歌は、笠木透さんがリーダーだった1970年代のものから、昨年創られたものまで、計31曲が年代順に収録されている。3集のCDに収めることができなかった幾多の曲から、どの歌を選択するかたいへんだっただろう。どれも捨てがたい名曲ばかりであるから。

小生の大好きな「時は流れて」「野茨と鳩」がなかったのが、少しばかり残念な気がした。「時は流れて」は、レコードを取り出して聴くことにしよう。涙が滲んできてしまう。

古い時代の歌は、「吾も紅」「矢車草」など、笠木透作詞田口正和作曲の名高い歌が多かった。何度聴いても、感動の波が打ち寄せてくる。また、「海はいつでも」「吹雪の夜」など初めて聴く歌もあった。

新しい時代の歌は、「君は少年」「浜辺」など、中津川でのコンサートで既に知つて気にいっていた。CDでは巧みにアレンジされていて、改めてその魅力に感じ入った。

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感想を一言で言えば、「46年間のフィールドフォークの豊かさと輝き」ということである。フィールドフォークを46年間作り続け、歌い続けてこられた美しい年輪を、歌の中に垣間見ることができた。

マスメディアとは無縁のところにあるが、民衆の中でしなやかに受け継がれていくべき真のフォークばかりである。知る人ぞ知る、聴く人ぞ聴く、歌う人ぞ歌う。フィールドフォークの真髄ここにあり、と歌を聴きながらつくづく思った。

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まだ我夢土下座の歌を知らない人は、ぜひこのCDを聴いて欲しい。題材としては、民衆の生活、人生、風土、自然など、テーマとしては生命、幸福、平和、夢、旅などである。それらが、時には飾らず率直に、時には浪漫的また叙情的に歌われている。

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「生きる」という深い感動が、母胎のように温かく包んでくれることだろう。そして、「生きる」という意味を再認識させてくれることだろう。
テレビに流れる浅薄な歌とは別の、ほんものの「音楽」がある。多くの人たちに、その魅力をもっと知って欲しい気がする。

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我夢土下座のすばらしいことは多々ある、その一つは、作曲の殆どを田口氏がされていることだ。感性の澄み切った、情感豊かな曲を作られている。

他のメンバーも作詞や作曲をされていて、非凡なものを有しておられる。また、メンバーの誰もが歌い手として、それぞれ個性的な声をもって歌われる。みんな違って、みんな良い。

進藤氏はかって一世を風靡したナターシャーやフォークスの一員であった。今、彼は我夢土下座に新しい息吹をもたらしておられる。今回のCDでは、レコーディングやミキシングを田口氏と共に行われ、音楽的なセンスを存分に発揮されていた。

笠木透さんの提唱されたフィールドフォークが、今でも中津川の地にしっかり根付いている。そしてこれからも脈々と永久に受け継がれていくことだろう。

小生もファンの一人だが、我夢土下座を心底愛する人たちが全国的に数多おられる。秋の夜の星のごとくである。

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このCDは、けっしてラストではない。それは謙遜であって、彼らはこの新CDを契機に再スタートするのである。70代には70代の歌があるはずだ。80代には80代の歌があるはずだ。我が儘なファンとしては、それを一番に期待することである。 

さっそく、陶芸の師や田舎の兄たちに贈ろう。彼らも待ちに待っているだろうから。

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2016年9月24日 (土)

「沖縄とつながる京都の会」総会

キャンパスプラザ京都で、「No BASE!沖縄とつながる京都の会」の第2回総会が開催された。100名を超す参加者があった。 記念講演は、屋良朝博さんの「それってどうなの?沖縄の基地の話」である。

屋良さんは、「それってどうなの?沖縄の基地の話」という小冊子を作られた一人である。
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第一部は、良屋さんが記念講演をされた。「それってどうなの?沖縄の基地の話」をテーマにして、ユーモアを交えながらお話しされた。
屋良 朝博 9月17日 2:10(フェイスブックへの投稿より)
「辺野古訴訟の判決は海兵隊の任務を裁判所が誤認したまま判決を書いています。地理的に沖縄がいいところ、という政府の主張をコピペしたとても怖い内容。そうなると神が沖縄をあの場所にお造りになったのが問題だということになり、宿命論になってしまいます。これは司法が軍事合理性を曲解したことになる怖い判決です。」
小生も同感である。高裁判決は県の主張を検証することもなく、国の主張を丸ごと受け入れたものである。これでは「三権分立」ではなく、「三権一体」であり、まさに危機的な状況である。ここまで来たかの思いがする。
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安倍首相の口癖である「安全保障環境が厳しい」について、屋良さんは次のように本の中で書いておられる。
「安全保障を確立するには、敵を無くすこと、敵対国であっても関係改善を図っていくことが大切です。万が一に備える国防と安全保障は重なる部分があるにせよ、けっしてイコールではありません。」
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「沖縄の基地の7割は海兵隊の専用施設です。海兵隊は長崎県佐世保にある海軍の艦船に乗って働きます。消防にたとえると、消防隊員は沖縄で待機し、消防車は佐世保に置いている状態です。戦争となれば空軍の大型輸送機も海兵隊輸送に使いますが、それも沖縄にはなく、米本土から飛んでくるのを待つしかありません。」
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「沖縄の海兵隊は、常に沖縄にいて日本を守っているのではありません。彼らの任務は、同盟国との合同演習に出て、同盟維持の政治的なアピールすることと、人道支援・災害救助に出て、アメリカのイメージを高めることが主となっています。『辺野古が唯一』に自縄自縛されてるから、軍事的意味の無い海兵隊に空想としか言いようのない非現実的な期待を寄せることになります。」
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「米国は沖縄にこだわっていません。60~70年代に海兵隊を沖縄からカリフォルニアへ完全に撤退させることを検討していたことが分かっています。それを引き留めたのは日本政府でした。(中略)沖縄の基地集中は軍事的な合理性よりも、当時本土で反基地運動が高まったという政治的な理由が大きかったのです。」
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「沖縄とつながる京都の会」代表の大湾さんが、いつものことながら分析の鋭く的確なアピールをされた。「重機搬入に民間ヘリだけではなく自衛隊ヘリを使用、米軍基地建設に自衛隊ヘリの使用の法的根拠も示さず、高江ヘリパッド建設を強行しています。この無謀な政府は、私たちの政府ではない。」
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「政府・議会が民意を反映していないと人々が判断した際は、人々は必ず自然発生的に主権者として議会・行政府と対立して、社会的・政治的要求を実現するために立ち上がるということ、このことを一時的なこととせず、主権者の全国的な連帯を恒常的に作り出すことに全力を挙げていきましょう。」
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屋良朝博さん「それってどうなの?沖縄の基地の話」は、わずか100円である。ぜひ手にして読んで欲しい。インターネットで広がっている誤った情報に対して、事実に基づいた正確な知識を提供している。

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院展・河井寛次郎展

午後から「沖縄とつながる京都の会」の総会があるので、久しぶりに京都市内まで行く。せっかくなので、散策がてら展覧会を見て回る。

まず京都市美術館に行く。命名権をめぐって論争になっているが、私企業の名前が付いたら魅力は半減するだろう。再興第101回「院展」が開かれている。天心・大観の意志を引き継ぐ、120点の大作が展示してあった。久しぶりにワクワクしながら鑑賞した。

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館内では、他の展覧会も行われていた。「墨人展」を見る。「書はいのちの躍動である。」という言葉通りに、すばらしい書が展示してあった。
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「アートグループ道」展である。あまり意味は分からないが、見ているだけで楽しくなる。
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京都市動物園を過ぎて、南禅寺に行く。
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水路閣まで行ったが、まだまだ紅葉には早い。
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無隣庵、瓢亭を過ぎて、清蓮院門跡を訪ねる。
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清蓮院の楠は、13世紀初めに植栽されたという。築地に4本、庭に1本巨樹がある。見ているだけで、元気が出てくるようだ。

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知恩院に参る。大鐘は日本三大名鐘の一つである。重さ約70トンもある。除夜には10数人が鐘を撞く。

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円山公園を過ぎ、高台寺に行く。
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八坂の塔の背後に、京都タワーが見える。少しばかり違和感がある。
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二年坂、三年坂を急いで過ぎる。観光客が多すぎるので、風情はあまりない。
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六道珍皇寺に参る。小野篁が祀られ、この本堂の裏から冥土へ行っていたという。

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六波羅蜜寺に参る。平清盛と阿古屋が祀られている塚がある。
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宮川の花街を過ぎる。規模は小さいが、観光客が少ないので、この界隈が好きだ。
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鴨川を渡る。
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東本願寺に参る。やはり京都タワーは似合わない。
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京都駅ビルでは大学生の吹奏楽の演奏会が行われていた。休息を兼ねて、しばらく耳を傾ける。25000歩を越えていた。
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河井寛次郎展が美術館「えき」KYOTOで開かれている。自らの内面から湧き出る自由闊達で独創的な作風に、胸を打たれた。人間国宝や文化勲章を辞退した所など、寛次郎らしい。彼の言葉には、深い意味がある。

「私は私を形でしゃべる」「何といふ今だ 今こそ永遠」「「美は随所に有り余るなり」「まだ見ぬ自分 どこかにいるのだ」「眼聴耳視」
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河井寛次郎は木喰や円空の木彫りが好きであったらしく、展覧会にもそれらが展示してあった。枠にとらわれず、権威に縛られず、大胆で繊細、荒々しくてきめ細かい、その生き方や作風は共通しているような気がした。

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2016年9月22日 (木)

月下美人と鳴門金時

昨夜、再び月下美人が咲いた。妻によると、一昨日のほうが花は多かったというが、寝てしまって撮れなかった。1年に2回咲くらしい。

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庭は狭いが、いろんなものを植えている。花梨は、葉をすっかり虫に食べられてしまった。消毒しないので、やむを得ない。

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朝顔にも、いろんな品種があるらしい。
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珍しく妻と共に、パンを買いに行く。あまり一緒には行動しない。それのほうがお互いに平和だから。峠を越えると、「無鉄砲」がある。全国的に有名な行列のできるラーメン屋だ。個人的にはそれほど好きではない。
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その近くに、パン屋「REGAL+E(レガル)」がある。この店は、地域で評判のパン屋である。
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妻を家に降ろして、当尾の畑に行く。胸騒ぎがするので、芋掘りをする。栗の木の実が殆ど無くなったので、次はサツマイモを狙ってくるのではないかと思ったからである。あと2畝ある。

「鳴門金時」

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「安納こがね」
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栗も収穫する。
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バジルを採ったのだが、その利用法が分からない。
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他にもいろいろ収穫した。
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猿対策で、残り二畝に金網やネットを被せた。賢い猿は、ものともしないかも知れない。
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この当尾には、柿の木が多い。畑のすぐ近くの柿の木から、熟柿を頂く。

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白菜やターサイなどの秋野菜を植える。
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しばらくの間、陶芸三昧。この集中する時間が、今は好きになった。

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葉っぱが一枚、蜘蛛の糸にぶらさっがていた。
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帰りの道ばたには、キノコが生えていた。キノコについても、もっと知識を蓄えていきたい。
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2016年9月18日 (日)

9月の陶芸作品など

陶芸作品が焼き上がった。蔭山先生にはお世話になるばかりである。小生は昔から一つのことに打ち込んだら、他に目があまり行かなくなるという欠点を抱えているが、陶芸でも同じ事が言える。大皿やぐい飲みばかり作っている。大皿は、30センチを超えるようなものもある。しかし、まだこれというものができない。

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轆轤を回すのに集中する。
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畑を見に行く。オクラがなっていたので収穫する。実の形がおもしろい。
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モロヘイヤの花は、黄色く点みたいに小さい。
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ピーナツはいつ収穫するのだろうか。
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サツマイモの収穫の時期が分からない。猿の襲撃はないだろうか。
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最後の南瓜を収穫する。
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帰りに、赤田川に彼岸花を見に行く。
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2016年9月17日 (土)

初秋の浄瑠璃寺

今日は陶芸小屋の周辺の草刈り、畑の草取りをする。その後、しばらく陶芸。

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気分転換に、浄瑠璃寺まで歩く。大門の石仏群を過ぎる。

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里に出ると、そこには秋の花盛り。

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浄瑠璃寺の門前には、野菜の販売所がある。どれも100円の安さ。
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参道には、萩の花、曼珠沙華などが咲いていた。
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浄瑠璃寺の境内には、芙蓉、桔梗、女郎花などが咲いていた。四季折々の花が楽しい。

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秋が深まれば、紅葉して景色が違ってくる。
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カフェ瑠璃に寄り、薫り高い珈琲をいただく。マスターからお聞きすると、10月30日(日)に瑠璃まつりを開くということだ。昨年同様、拙い陶芸作品を出させて頂く予定である。

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隣のカワキタさん(プロのイラストレーター)のギャラリーを訪ねると、瑠璃まつりに向けてバンドの練習をされていた。ギター、エレクトーン、マンドリン、オカリナなどの楽器で、童謡からオリジナルの曲まで演奏されていた。ソファーに座り、しばらく聞かせて頂く。実に楽しそうに演奏されているので、思わず聴き入ってしまった。
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自分も何か楽器が弾けたら参加できるのにと、少しさびしい思いがした。







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2016年9月16日 (金)

曼珠沙華

当尾の里に、曼珠沙華(彼岸花)が咲き始めた。まだ日中は暑いが、確実に秋が近づいてきている。

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サツマイモの株を少し抜いて、出来具合を確かめてみた。まだ少し早いようだ。
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キュウリやシシトウなどを収穫する。
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畑の近くに栗の木がある。猿がよく食べに来ているので、地面に落ちているのは殆ど実がない。猿の取り残しがあり、いただく。やや小粒だ。

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柿も熟し始めている。
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オクラの花

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マクワウリの花

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紫蘇の花
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ニラの花
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葛の花
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山椒の実
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しばらく陶芸に打ち込む。
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秋の空は、暮れるのが早い。
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一日があっという間に過ぎる。





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2016年9月11日 (日)

平和展

枚方市で、仲間たちと共に平和展を行った。テーマは、「人間の尊厳のために」である。さまざまなものを展示をしたが、主なものは「フクシマ・オキナワの今」である。戦前、この枚方市には火薬工場があり火薬庫が置かれ、砲丸の火薬が作られていた。

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「フクシマの今」

今年7月末に、福島県双葉町・浪江町・南相馬市・飯舘村を訪ねた。その写真を中心に展示した。5年経ち、放射線管理区域よりも高線量のところへ、帰還させられようとするのは、あまりにも不条理である。低線量になるまで、避難指示は解除されるべきではない。住民の帰還したいという思いは十分分かっているが、生命と健康の観点からは問題がありすぎるのではないかと思う。それだけ原発は人間の尊厳を脅かすものであり、やはり脱原発を進めるべきだと思う。
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「沖縄戦」
悲惨な沖縄戦の写真を展示した。教科書にも載るような代表的な写真ばかりである。見学者たちは食い入るように見ていた。
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「オキナワの今」
昨年二回ほど辺野古や高江を訪ねた。その写真を中心に展示した。日本の0.6%の面積に、74%の米軍基地がある現状を、厳しく告発しようとした。さらに辺野古や高江に米軍基地を新たに作るのは、あまりにも不条理である。沖縄ばかりに、大きな犠牲を押しつけようとしているのではないか。ウチナーンチュは人間の尊厳にかけて、米軍基地建設に猛反対している。ジュゴンの住む美ら海、ノグチゲラの住むヤンバルの森を、人間の都合でかってに破壊してはいけない。
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仲間の書いた、茨木のり子さん(1926年、大阪で生まれる)の詩「倚(よ)りかからず」は、見学者たちに好評だった。強いものや差別する側に、絶対によりかかってはいけない。自分の頭で、弱いものや差別される側に立って考えていくべきだ。
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「京丹後にある米軍基地」
近畿地方にも米軍基地があることを、見学者たちは殆ど知っていなかった。穴文殊の東側に米軍通信所(Xバンドレーダー)が新たに作られた。また、西側には自衛隊基地の拡張工事が進められている。集団的自衛権の行使は、民衆の知らない間に着々と進められているのである。
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老若男女の多くの方たちが平和展を見に来てくれた。その感想の一部を紹介する。

「改めて考えさせられる、こういう場が子どもたちにも必要だと感じられた。」

「福島はけっして他人事ではない。今でも彼らの苦しみや悲しみは続いていると思い知った。」

「ほんの数十年前に、この国で実際に戦争が起き、何人もの人たちが死んだなんて、にわかには信じられない。平和な日本をつくっていきたい。」
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生け花の展示もあった。平和展を見た後の重苦しさを、いくらか救ってくれた。
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2016年9月10日 (土)

醤油発祥の地

青春18切符が後一枚残っていたので(使用期限は今日まで)、醤油発祥の地である紀州の湯浅町へ。天王寺、和歌山で乗り換え。海南市の辺りから海が望める。

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湯浅駅で下車して、観光協会で無料の電動自転車を借りる。

まず熊野古道を訪ねる。熊野古道は紀伊路(田辺からは中辺路と大辺路に分かれる)と伊勢路がある。湯浅は、街中を熊野古道が通っている。立石道標は天保9(1838)年に建立され、「すぐ熊野道」「右いせかうや」などと彫り込まれている。茶屋で冷たいお茶をいただく。全国各地の醤油が展示されている。醤油サミットが開かれているということだ。

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深専寺に寄る。「大地震津波心得の記碑」があり、南海大地震(1854年)で甚大な損害を被り、後人への戒めが書かれている。「今後万一地震が起これば、火の用心をして、その上津波が押し寄せてくるものと考えて、絶対に浜辺や川筋に逃げず、この深専寺の門前を通り東へと向かい、天神山へ逃げること。・・・」などの趣旨のことが書かれている。当時の住職は先見の明がある。
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自転車を西に走らせる。
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江戸末期頃に建てられた家もあり、虫籠(むしこ)窓や出格子や切り子格子など、匠の技と文化が感じられる。
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湯浅は、醸造の香りに生きる町で、どこからともなく醤油の香りが漂ってくる。16世紀末期頃に開発され、醤油醸造業が盛んになった。町並みは、国の重要伝統的建造物保存地区に指定されている。
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金山寺味噌を作る中、上部や底に赤褐色の旨みある汁が溜まることに気づき、醤油が作られるようになった。江戸時代には紀伊藩の保護を受け、醤油屋は栄え、90軒以上の醤油屋が軒を並べていたという。
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甚風呂は、幕末から昭和に至るまで営業されていた銭湯である。今では、銭湯跡歴史資料館として公開されている。
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角長は天保12(1841)年に創業して、慶応2(1866)年に建築された仕込み蔵には、往時の醤油道具が展示されている。

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海に向かって自転車を走らせる。風力発電の風車が見える。しばらく海をボーッと眺めていた。海の幸も豊富で、生しらすやなれ寿司は特に有名である。

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再び醤油蔵のある町に戻る。大仙堀から、醤油は各地へ運ばれていった。
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和歌山まで戻り下車して、和歌山ラーメンと食べる予定であった。急に激しい雨が降り出し、今回はパス。
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湯浅から加茂まで約3時間。往復5000円以上であるが、青春18切符なので2370円の安さ。庶民には大いに助かる。この切符は、春夏冬の3シーズンにしか売り出されないのが残念である。


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2016年9月 4日 (日)

進ちゃんと滝めぐり

この隠れ家(秘密基地)は、玉川の上流沿いにある。携帯電話の圏外で、情報が入ってこない。台風の進路が心配だ。夜半にひととき雨が降ったが、朝には晴天が広がっていた。

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進ちゃんたちはまだ寝ておられたので、近くを散策する。玉川に沿って歩く。サイクリングされている方に何人か出会う。

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ブルーベリー園を過ぎ、匠の里に着く。ここには、木工や陶芸などの職人が仕事場を設けておられる。
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また、山小屋まで引き返す。玉川は、平成名水百選の一つである。
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NISIOちゃんが味噌汁やご飯を炊いてくれた。お釜で炊いたご飯は美味しかった。うるめや金目鯛も焼いた。

食事後は、みんなで後片付け。進ちゃんは率先して働いてくださるので、とても気持ちが良い。
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今日の予定を話し合い、滝めぐりということになった。川潜りはまた来年だ。次回は鮎がたくさん泳いでいるのを見て頂きたい。

京都府で唯一の村、南山城村の童仙房まで車を走らせる。童仙房は、標高500~600mに位置する高原で、関西の軽井沢と言われている。

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不動の滝まで、約15分歩く。若い進ちゃんが先頭をきって歩く。
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不動の滝は、和束川の支流である牛場川の深山渓谷にある。落差約20mあり、岩盤を流れ落ちる清水が光を受けキラキラと輝く。水しぶきがかかり、涼しい風が舞う。

進ちゃんも嬉しそうだ。目が生き生きとされている。
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車を走らせ、三国越え林道の展望台まで行く。三国とは、伊賀、近江、山城の三国のことである。林道は三県にまたがり、標高約500mある。

眼下には南山城や島ヶ原が見え、遠望すると高見山や倶留尊山など、奈良の山々がよく見える。

山にも詳しいUEちゃんは、進ちゃんに説明していた。

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また車を走らせ、多羅尾を過ぎる。家康の伊賀越えで有名なところだ。

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鶏鳴の滝に着く。信楽の狸がお迎えしてくれる。進ちゃんがやはり一番元気で、何やらいろいろ写している。

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鶏鳴の滝は、信楽を流れる大戸川の上流に位置している。山頂にある古寺に黄金の鶏が現れ、新年の夢を告げるという、めでたい滝である。鶏鳴八滝と言われ、各様の滝が次々に姿を見せてくれる。その中でも、やはり鶏鳴の滝が規模が大きい。高さ約13m、幅約11m。
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さらに上流へと道を登る。

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古民家で天下一品ラーメンを食べようとしたが、車や人で混雑しており断念。

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茶所(ちゃどころ)朝宮にある、「山びこ」で食事する.日替わり定食は刺身もあり、鱧のフライ、抹茶入りのプリンが特に美味しかった。
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食事後に和束まで戻り、進ちゃんと再会を約束して別れた。これに懲りずに、またぜひ来てください。お疲れさまでした。

我夢土下座のみなさん、「大人の隠れ場所」「秘密基地」にぜひ来てください。お待ちしています。

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2016年9月 3日 (土)

進ちゃん、和束へ

我夢土下座の進ちゃんが、昨年11月のコンサート以来和束に来られた。10年前くらいから、和束の山奥に「大人の隠れ家」「大人の秘密基地」なるものを、荒れ地を開拓して作っている。

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最近ツリーハウスなるものを作りつつある。この二階に床を張り、我夢土下座のフィールドフォークコンサートをしたいという夢があるのだが、来て頂けるであろうか。
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進ちゃんは仕事が早く終わったそうで、2時半くらいに着かれた。早速、自然の達人UEちゃんが何やら植物について教授している。進ちゃんはUEちゃんと同等くらいに、自然について何でも興味があり、よく知っておられる。

茗荷を採取した。

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猪肉を切り、今夜のバーベキューの準備をする。
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進ちゃん、UEちゃん、小生(江雄)の3人は、和束川に潜りに行く。残暑厳しい中、クールダウンする。

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UEちゃんは鮎捕りの名人である。この和束川で小さい頃から鮎を追いかけ、今では鮎の気持ちが分かるということだ。

進ちゃんは真剣に鮎捕りの秘訣を聞いている。ゲットできたら良いのだが・・・。

進ちゃんは美山川で鍛えられているのか、泳ぎ方や潜り方もたいへん上手だ。

すぐに網にニジマスがかかったのだが、名人は珍しく取り逃がす。

今年は鮎がいないということだが、潜ってみてそれがよく分かった。例年なら、この溜まりには鮎が少なくとも数匹はいるのだが、全く見当たらない。それでも進ちゃんは喜喜として潜っていた。
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信楽川に潜りに行く。和束川に比べたら、川幅も水量も少ないが、鮎がいた。進ちゃんがすぐに見つけた。

そして、ついに鮎捕り名人が一匹ゲットした。鮎を引っかけるその速さは、目に留まらないくらい速い。鮎の背にみごとに引っかけた。

進ちゃんと共に記念写真。
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山小屋に帰ると、仲間が火をおこしてバーベキューの準備をしてくれていた。人数分鮎が捕れなくて、UEちゃんはしきりに謝っていた。今年の川の状況では仕方が無いであろう。

バーベキューが始まった。INAちゃんが釣った剣先イカの刺身が美味しかった。メインは猪肉だが、秋刀魚や海老なども焼いて食べた。

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進ちゃんが、純米大吟醸「玉乃光」を差し入れてくださった。お心遣いに感謝のしようがない。小生は御所市の銘酒「風の森」を差し入れした。NISIOさんが、我夢土下座の故・古井さんの思い出話を語られた。故郷の同級生ゆえに、いろんな思いがあるだろう。
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誠に幸いなことであるが、進ちゃんがギターを弾いてくださった。横でギターを弾くのを聞いているだけで、もうすっかり感激してしまった。

ボーカルはUEちゃんで、「私の子どもたちへ」「坂下の子守唄」「瀬戸の子守唄」「我が大地の歌」など懸命に歌っていた。だが、やはりプロの進ちゃんが横で弾いてくれるので、もう舞い上がってしまい、いつもになく音がずれていたりした。最後には感動のあまり、ほおを熱いものが流れていた。

この夜のことは一生忘れることはないだろう。進ちゃん、ありがとうございました。
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今日ゲットした鮎が焼けたので、進ちゃんに食べて頂く。さすが進ちゃんは食べ方のコツをよく知っておられ、美味しそうに食べられた。
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進ちゃん歓迎の宴会は、夜が更けるまで続いた。(つづく)

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2016年9月 2日 (金)

Osaka Bay

来週末に平和展を行うので、その資料をいただきに福島県大阪事務所を訪ねる。大阪駅前第1ビルにある。係の方に、現在の福島の復興ぶりについていろいろお話をお聞きする。除染後の大量の汚染土について、一体どうなるのか危惧されていた。放射能が恐くて故郷に帰還できない人々について、手厚く支援していってほしいと要望した。

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地下鉄中央線で、大阪港駅で下車する。大阪港天保山は、大阪湾意注ぐ安治川(旧淀川)沿いにあり、大阪港発祥の地である。真っ先に、世界最大級の大観覧車が目に飛び込む。
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マーメイドが、汚れた海で何を思うのだろうか。
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サンタマリア号は帆船形の観光船で、大阪ベイエリアを就航する。乗船料1600円。
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左の舟は、USJに行く。約10分の近さである。
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海遊館は世界最大級の水族館である。入館料2300円。
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天保山マーケットプレースに寄る。館内には昭和の町が再現されていた。
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ロゴで作られた巨大なキリンには、すっかり驚いてしまった。
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中華料理屋で、酢豚定食(750円)を食べる。
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コスモスクエアに行く。大阪南港のフェリーターミナルが何カ所もある。

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アジア太平洋トレードセンターは、カラフルな建物である。
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大阪府咲洲(さきしま)庁舎は、超高層のビルである。阪神大震災の時には大きな被害があった。これから29階で行われる、人事委員会に参加する。友人は、人権回復のために勇敢に戦っている。
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その後小さい集会を持ち、解散する。心身疲れて、帰りの電車で寝入ってしまった。奈良で下車して、「風の森」を仕入れる。

急いで家に帰り、すぐに畑と陶芸に行く。
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秋の夕焼けは、とりわけ美しい。ロマンティックな思いに、しばし浸った。

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