経済・政治・国際

2017年12月17日 (日)

城山台事件

城山台の土地を市が購入したのは違法ではないかと、今年6月に仲間たちが住民訴訟を起こした。今日はその現地調査と、学習会があった。20人くらいの市民や弁護士たちが参加していた。

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現地に行ってみて、地目は宅地であるが、実際の土地の現況は山林(竹藪が主)であり、傾斜地であることが分かった。
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このままでは宅地にするには到底不可能な土地を、2018年に撤退するURから、市は押しつけられたのではないかと疑問が起こった。
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市が行った土地購入(98.458.000円)は、果たして行政目的があるのだろうか。原告側の主張の要点は、次の通りである。

「本件土地自体、①利用価値に乏しい、②利用のためには相当な費用を要するものであって購入する必要はない、もしくは代金相応の価値はない。地方自治法、地方財政法の規定に反する支出行為であり、違法な公金支出である。」
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それに対する、被告の市側は次のように反論する。

「本件土地は小川水系に属する土地であり、同水系の下流域では多くの水害が起こっている。水害防止のために小川水系周辺での保水力の向上または維持が必要であり、本件土地購入による山林保全が友好である。将来、木津駅東の区画整理事業が実施された場合の代替地としての活用が考えられ、無目的ではない。」

すぐ向こうに、市役所や駅西の山城病院が見える。
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両者の言い分を客観的に考えてみると、市側の主張にはだいぶ無理があるような気がした。水害防止のためというならば、なぜ城山台を開発したURに、撤退の意思表明までにその対策を執らせなかったのか。現在の貯水池は、あまりにも狭小である。
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URと市との交渉は、被告の市側は「URとはすべて電話連絡で、文書は残していない。阿吽の呼吸で仕事をしている」などと意見陳述している。

市(市民)側に有利になるようになぜ折衝できなかったのか、できないとすれば文書の形で残すべきではないかと思った。1億円近い血税を使うのであるから。
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保守系議員の多い議会(昨年12月)で可決され、代金支払いもなされている。しかし、やはりおかしいことはおかしいと、声を上げ続けていかなければならない。
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東部交流会館で、学習会が行われた。今回の住民訴訟では6人の弁護士が手弁当近い形で弁護してくださっている。そのうち5人の弁護士が参加され、わかりやすく説明くださった。「購入に当たっての行政目的の検討」、「小川水系下流域での水害防止について」などの課題を、参加者たちは熱心に話し合った。
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学習会が終わり頭を冷やすために、近くの燈籠寺のお地蔵さまにお参りする。
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帰宅途中に、鹿背山不動にお参りする。碁盤石などの巨岩がある。山に上り、「しょんべんたれ地蔵」(鎌倉時代後期)に参る。このお地蔵さまに7日間参ると、夜尿症が治るという。
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違法公金支出返還訴訟(いわゆる木津川市城山台事件)に、これからも関わっていきたいと思う。

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2017年12月10日 (日)

おかかが止めた

「内灘闘争65周年記念集会」に参加した。副題に、「おかか達の革命-米軍砲弾試射場をとめた」とある。

少し早めに行き、大阪城内を散策する。中国からの観光客が多い。桜門の升形の巨石は、約36畳敷もある。芸人のすばらしい技に、しばし見入る。石垣の石の拓本を採っていた。サンタ姿の犬も散策。大阪城ホールでは、矢沢永吉のコンサートがあるらしく、トラックが数台止まっていた。そそくさと通り過ぎ、松下IMPホールに行く。

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広い松下IMPホールが、ほぼ満席であった。壇上には、「金は一年 土地は万年」と書かれたムシロが置かれていた。

集会が始まったまず、実行委員長の大野氏が挨拶された。内灘闘争の概略を説明した後、次のようにスピーチされた。

「このこと(1952年の内灘闘争)は戦後の米軍基地反対運動の先駆けとなり、砂川闘争などの基地反対運動へと続いたが、一方で沖縄の基地の拡大に大きく影響しています。いま安倍政権がアメリカのトランプ政権と一体となってすすめている戦争政策は、核戦争を誘発し人類の滅亡になりかねません。戦争を止めるのは、私たちの使命だと思います。」
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内灘町「風と砂の館」の元館長、西尾さんの司会で、内灘闘争の青年部長をされていた杉村夫婦がお話しになった。雄二郎さんは北陸鉄道労働組合でストライキを敢行し、竹子さんは内灘村接収反対実行委員会に所属していた、おかかたちの一人である。

「内灘闘争」とは、1952年に起こった「米軍試射場反対闘争」のことである。米軍は朝鮮戦争で使う砲弾を大量発注して、その試射のために日本政府は内灘を接収して提供しようとした。同年4月にサンフランシスコ講和条約・日米安保条約が発効して、占領状態から脱したばかりのことである。

漁業や出稼ぎで生計を立てていた村民は、破格の補償金を提示する政府に対して、「金は一年、土地は万年」と書いたムシロ旗を掲げて、徹底した反対運動を展開した。

おかか(留守を預かる婦人)たちは、体を張った座り込みを果敢に行った。それを応援しようと、全国から労働組合員や学生達が集結した。アメリカの命令でできたばかりの警察予備隊(自衛隊の前身)と激突して、千名以上の負傷者が出た。

「その労働組合員の人たちの多くが、先の大戦で、我が身に戦争の悲惨を味わい尽くした人々であったことが、反戦平和の闘いである内灘闘争をより強靱なものにしていた。」

「安保体制のもとでは、真の独立を得ることはできず、米国の従属国として、やがてまた米軍に引きずられるように戦争に巻き込まれるとの深刻な危機感を共有していた。」

私の生まれた年に、このような反基地・反戦平和の闘いがあった。内灘闘争から65周年になるが、辺野古の米軍基地建設一つをとらえても、日米の本質的な関係は何一つ変わっていない。本当に情けない国だが、その責任の一端は自分にもある。
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「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」事務局の、蒲原さんがスピーチされた。佐賀空港に陸上自衛隊所属のオスプレイ17機、戦闘ヘリコプター約50機が配備されようとしている。

「地元住民や農民は、オスプレイ等配備へのいかなる買収や条件を受け入れてはなりません。積み上げられるであろう一時金や好条件などの場に乗り絶対に惑わされてはなりません。買収が始まると、地元住民や農民相互が切り崩されます。地域の自治や絆が断ち切られます。」

「子や孫、そして未来の世代に、有明の平和で豊かな恵みの大地と宝の海を残すため、オスプレイ配備に反対し、一致団結して闘いましょう。」
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奄美ブロック護憲平和フォーラムの事務局長、城村さんがスピーチされた。奄美大島に、陸上自衛隊の警備部隊とミサイル部隊が配備されようとしている。

「南西諸島における自衛隊の拡大は、かえって標的になる。世界遺産を目指す奄美の自然を破壊する。自然と平和が壊されないように、基地受け入れに断固反対する。」
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「てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会」の共同代表である、石嶺さんと楚南さんがスピーチされた。

「10月に、宮古島の千代田カントリーで、陸上自衛隊ミサイル配備基地の工事が開始した。基地建設を、環境アセスメントの対象事業にと県議会に働きかけていく。地下水が汚染されたら、島民5万人の水道水が一瞬で失われる。リスクははっきりしている。」

「戦争につながるものを作ってはいけない。誰かが一度ボタンを押せば、島は終わる。武力で国と国とが対峙することを、絶対に止める。根本的には、日本国憲法にたどり着く。」
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「全日本港湾労働組合八重山部会」の波照間会長がスピーチされた。
「国防に関することは、国の専権事項だとする考えは間違いだ。陸自配備をすれば、平時でも住民に被害が及ぶ。基地建設予定地には、貴重な保全種が確認できた。声なきか弱い動植物を守るのは、市民の責務だ。」
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第二部は、平和コンサート。平和への祈りを歌う。

まず、沖縄の古謝美佐子さんが、ウチナーグチで情感豊かに歌われた。「黒い雨」「竹田の子守唄」「大村御殿(耳切坊主)」「二見情話」などを歌われた。正確には意味は分からなかったが、その歌の思いや感情などはしみじみと伝わってきた。スピーチでは、嘉手納基地の傍に生まれたゆえの苦しみを述べて、米軍基地に反対する思いを切々と語られた。舞台を降りて、内灘闘争の杉村さん夫婦の前で涙ながらに歌われた。反戦平和の思いが、そのような行動を取らせたのだろう。こちらもジーンと来てしまった。
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カルメンマキさんは、「デラシネ」「幸福が遠すぎたら」「望みのない恋~挿入朗読詩 波の音」などを、感性鋭く歌われた。中原中也の詩を歌の中に挿入するなど、立体的な音楽を作り出されていた。ピアノ、ギター、ドラム、ベースの四人の演奏もすばらしかった。
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戴いた資料に、このマンガがあった。日本国民を「占領」という名の檻から出して、新たに「講和条約・安保条約」という檻に移している風刺漫画である。
そして今の日本もまだ、安保体制、米軍の核の傘という檻の中にいる。日米地位協定で、アメリカには治外法権が与えられている。特に沖縄では、オスプレイが墜落しても日本側には調査権がなく、まさに占領下にある。唯一の被爆国にもかかわらず、核兵器禁止条約を批准しない。日本国憲法を盾にして、この檻を壊さなくてはいけない。

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いろいろ考えさせられることが多かった。4時間余りの集会が終わり、辺りはすっかり暗くなっていた。帰宅したときは、8時を過ぎていた。

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2017年12月 4日 (月)

放送法等遵守義務確認請求訴訟

「放送法等遵守義務確認請求」の集団訴訟における、第6回口頭弁論を傍聴支援した。奈良地裁には多くの人が集まり、大法廷はほぼ満席。どれだけNHK受信料を支払いたくないか、その思いが伝わってくる。

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原告側の弁護士が、三つの論点にわたり理路整然と弁論された。要するに、受信契約を結び受信料を支払うからには、NHKは放送法を遵守すべきであるということである。現状は、公共放送としての務めを放擲して政府の宣伝機関のようになっており、放送法4条に明らかに違反している。
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意見の異なる問題には、さまざまな角度から報道しなければならないのだが、現状のNHKはあまりにも政権側に偏っている。これでは高い受信料など支払いたくない。

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6日に、最高裁でNHK受信料は合憲かどうかの判決が出るが、おそらく現在の司法は体制側に位置しているので、合憲となるであろう。

しかし、私のように安倍マシンたるNHKをいっさい見ない者が、なぜ受信料を支払わなくてはならないのか。安倍信奉者だけがNHK受信料を支払えば良いと思う。もちろん、NHKが放送法を遵守して、公正・中立なニュースを提供するならば、当然受信料を支払う。
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その後、奈良教育会館に移動する。弁護士の安藤氏が「メディアと権力について思うこと」と題して講演された。
まず、衆議院選挙投票当日の新聞一面の自民党の広告を取り上げ、これは公職選挙法違反であると指摘された。それから麻生副総理の「ナチスの手口を見習ったらどうか」などの暴言を列挙して、安倍政権の暴走ぶりを非難された。

司法も行政も、メディアも、現政権に取り込まれて忖度している現状で、いかにこの権力者の暴走を止めるのか。それは、周りに流されず、自分で考え、主体的に行動する民衆が、一人でも二人でも増えること、それにつきる。

安藤弁護士の主張は、明快でわかりやすかった。
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「呟く女性9条の会」から会報をいただいた。その中に、すばらしい記事があった。

「55歳の男性が妻と一人息子を失ってから、何かためになる仕事をしたいと思いつき、不毛の地に生命の種を植え付けていったのです。89歳で死去するまで、荒れ果てた地を甦らせた名もない農夫に、限りない敬意を抱かずにはいられない。」

「そうだ、今の日本だって、人の幸せを願って、木を植える地道な仕事をしている人が大勢いる。子や孫のために平和を願って、木を植える人がいる。一緒に頑張っていこう。」

私も、一人の「木を植える人」でありたい。

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2017年11月23日 (木)

.11/23 おしどりケン・マコ講演会

「11/23おしどりケン・マコ講演会」が、クレオ大阪東で行われた。

「フクシマと結ぶ 音の力 いのちの言葉」のシリーズで、第12回目である。副題に、「原発あかん・橋下いらん・弾圧やめて!」とあるが、弱き民衆の側に立つ集会である。

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第一部は、まずスタンダップ・コメディのナオユキ。座席が前列だったので、表情に注目していたら、これがまたおもしろい。登場人物になりきっている。ナオユキの話には、エライ人は誰も登場しない。出てくるのは、ぐでんぐでんに酔っぱらったおっさんや、やさくれ女たちである。場所は、安酒場やガード下の飲み屋である。

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主催者のパギやんが、「阿呆陀羅経」や「ワテらは陽気な非国民」を歌った。現在の政治への批判や風刺が炸裂した歌で、観衆の共感を呼び起こしていた。

パギやんは、民衆の闘いを伝えてきた、「人民新聞社」の編集長の不法逮捕を伝えた。共謀罪の先取りとも言える、報道機関への弾圧には、観衆も怒りが込み上げた。
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その後、パギやんは司会もされた。女性のスカートは、フーセン製である。フーセンは、不戦の思いからであるという。この洒落がステキだ。
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古河さんや高橋さんたちは、毎月1回フクシマに野菜などを届けておられる。除染されても帰れるような状況ではないことを、スライドで報告された。ボランティアでこのような行動をされていることに、敬意を表したい。
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大湾宗則さんが、「沖縄反基地闘争の壁をどう乗り越えるかー東アジアの中の沖縄」と題して、講演された。大湾さんは、私も所属している「No Bass!沖縄とつながる京都の会」の共同代表である。現在置かれている状況を冷静緻密に分析されて、見通しをもってその運動のありかたを提起され、果敢に実行されている。熱情的で、心優しい我らがリーダーである。今回の講演も、的を射た、鋭い指摘が随所にあった。

「沖縄闘争の壁の克服は、基地被害に対して徹底弾劾を継続しつつ、沖縄労働運動を立て直し、沖縄平和センターに結集する労働者を中心に、辺野古現地で埋め立て阻止闘争の最前線を担い得るように取り組むこと。それまでは全国の支援を含めて、とにかく一秒一分でも工事を阻止すること。」

「辺野古新基地建設は、安倍内閣の手によって日本多国籍資本のアジア進出と、その経済権益防衛の最前線基地として進められ、アジア民衆に敵対して建設が進められています。それ故、日本政府のアジア戦略に対決し、東アジア民衆との国際連帯を強化し、全基地撤去を掲げて進みましょう。」
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休憩時間、反権力の書籍を売る店の他、さまざまな店が出ている。
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第2部は、おしどりケン・マコ講演会。

原発事故以来彼らは芸人の仕事をしながら、被爆者・被災者の側に身を置いて、政府や東電などの原発マフィアに堂々と立ち向かっておられる。
政府・東電統合対策室合同記者会見には、毎回出席されて専門家たじたじの鋭い質問をされている。年月が経つにつれて、マスコミの取材が少なくなって空席が目立つことを、慨嘆されていた。スライドにあるように、責任者も次から次へと代わっている。フクシマを忘れてはいけないのだが、本当に嘆かわしいことだ。
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福島県「県民健康管理調査」検討委員会には、年月が経つにつれて満席状態になり地元の人々も多く出席されている。健康を心配する声がますます高まっているのだろう。

特定線量下業務は2.5マイクロシーベルト/時が基準であるが、福島の校庭園庭で活動できるのは、3.8マイクロシーベルト以下である。児童や生徒への被曝が非常に心配であることを、マコさんは訴えておられた。4つも芽があるタマネギの写真を見て、恐怖にとらわれた。こんな線量で児童や生徒に活動を許す、県や国に対して腹が立って仕方が無かった。将来健康を損ねた場合、誰が責任を取るのか。
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マコさんの報告では、福島の農地は(空間線量は下がっているが)、まだまだ線量が高い。4万ベクレル/m₂の基準を遙かに超えている。ここでブドウやサクランボなどを育てている。風評被害を言う前に、基準値以下に農地を元通りにすべきである。家も敷地を出れば、線量が高い。帰還政策を取る国に対して、政策を決めるおまえたちがまず住んでみろと、思わずつぶやいてしまった。
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マコさんの報告では、除染土を入れたフレコンバッグは山積みで、中には破れて放射能が漏れているものもあるという。「中間貯蔵 除去土壌などの減容・再生利用 技術開発戦略検討会」という長々とした会議があるそうだ。ここで話し合われているのは、全国の公園にその除染土を埋めて再利用するという。ほんまに馬鹿げたことを、エライ学者やお役人が決めているのだろう。健康を損なうのは、私たち庶民である。
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ドイツで聞いたことを、マコさんが言われていた。民主主義がナチスを生み出した。ナチスは選挙で選ばれた。大事なのは、民主主義に頼るのではなく、私たち一人一人の生き方や考え方である。社会の不正に対して、自分の頭で考え、おかしいことはおかしいと声を上げて、不正をただす行動を起こす。そのような真の主権者になることが、民主主義を正しいものにするのだと。
今、ドイツは脱原発を国全体で進める。反原発団体は、隣国ベルギーの原発を止める運動を起こしているという。日本の国民も、大いに見習うべきであろう。
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パギやんも、おしどりケン・マコの講演に大いに感心されていた。
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原発賠償関西訴訟の代表が挨拶された。「ふつうの暮らし 避難の権利」を求めて司法に訴えておられる。私もできる限りの力を尽くして、応援していきたい。
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パギやんのコメントがすばらしい!

「国家権力が堂々と違法行為を重ね、正義も人権もかなぐり捨てて民衆に襲いかかってくるのであれば、私たちは堂々と『毎日歯磨きをするように』共謀して闘いましょう。

笑いや勇気をいっぱいもらって、帰途についた。

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2017年11月13日 (月)

NHK問題を考える奈良の会

NHK問題を考える奈良の会に所属しておられる、同じ団地のAさんと一緒に奈良地裁まで行く。放送法遵守義務確認等請求事件で、NHKを被告として集団訴訟で訴えている。今日は第3次集団訴訟(22名)の第1回目の口頭弁論がある。第一次(45名)、第二次(58名)に分かれているので、集団訴訟の併合(一本化)を求めているが、地裁は応じないらしい。Aさんは原告の一人である。

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奈良地裁は、奈良公園の近くにある。周辺の木々は色づいてきている。

開廷したが、たいへん呆れてしまい頭に来たことがある。それは、被告席のNHKの弁護団が誰一人出廷しなかったことである。原告が負けると、なめているとしか言いようがない。悔しいので、勝訴して見返すしかないであろう。
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放送法第4条には、「政治性の公平、報道は事実を曲げない、意見が対立している問題には、できる限り多くの角度から論点を明らかにする」とある。

しかし、今のNHKは第4条とは真逆のことをやっており、現政権に肩入れしすぎで「安倍チャンネル化」している。そのようなNHKの報道の現状の是正が図られない限り、受信料の支払いを一部留保するというのが、訴訟の趣旨である。至極当然の主張である。

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NHKは公共放送としての本来の役割を果たして、公平で多様な情報を提供して欲しい。しかし、辺野古の米軍基地建設に限っても、政権側の報道ばかりである。毎日反対の座り込みをしているウチナーンチュのことなど、報道したことはない。

政治や政権党の圧力に屈しないことこそ、NHKは大事にすべきではないか。高い受信料を払わされている者にとっては、現状はあまりにも耐えがたいことである。
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口頭弁論が終わり、近くの興福寺に参る。ようやく怒りが少し薄らいでいく。
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東大寺周辺を紅葉狩り。池にも映り、二重に楽しめる。
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五劫院に参る。見返り仏にお会いするためである。見返り仏の、その動きがおもしろい。
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夕日地蔵に参る。朴訥な表情が大好きである。
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般若寺に参る。コスモスはもう終わっていた。
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NHKの大本営発表は、即刻是正すべきである。現状では、受信料など支払いたくない。

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2017年11月11日 (土)

原発も核燃もいらん!戦争いやや!関西集会

「原発も核燃もいらん!戦争いやや!関西集会」が、エル大阪で行われた。友人や知人たちも多く参加していた。

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11時30分より、「奪われた村ー避難5年目の飯舘村民」(豊田直巳監督)を上映された。飯舘村は二年前に訪れたこともあり、生々しく見た。日本で最も美しい村、そしてまでい(手間暇を掛けるの意味の方言)の村が、福島原発第一事故によって全てを根こそぎ奪われてしまった。彼らの苦しみや悲しみを思うと、政府や東電に対して、怒りの嵐が渦巻いてしまう。再稼働などとんでもないことだ!

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小浜市の明通寺の中嶌哲演さんが、要点をまとめて明確にスピーチされた。迫り来る巨大地震の前に、原発も核燃料サイクルも止めなくては日本は破滅してしまう。もんじゅの廃炉は喜ばしいが、大飯原発3・4号機の再稼働は許しがたい行為だ。

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小出裕章さんが「原発と戦争を推し進める愚かな国・日本」と題して講演された。小出さんは権力と対峙して、民衆の側に立って誠実な生き方をされている。偉ぶらない小出さんは、大好きで尊敬している。理路整然と真実をズバリと説明される、小出さんの話しに何度も心中で「そうだ、そうだ」と大きな相づちを打った。

「朝鮮民主主義人民共和国の核の件、皆さん冷静にならなければいけません。熱電力で25メガワットのごく小さな原子炉しかありません。日本でも世界でも、標準的な原子力発電は100万キロワットです。つまり、朝鮮が持っている原子炉は、日本の原発の原子炉の100分の1以下という小さなものです。朝鮮が原爆を作ったということすら、私は未だに懐疑的です。」

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「ただ、問題はそんなことではなく、朝鮮半島の分断を終わらせ、平和を回復することです。お互いに敵を威嚇することなどやってはいけません。」

「本当に危機だというなら、日本国内の原発をまず停止すべきなのに、地下鉄を止めてみたり、迎撃ミサイルを配備してみたり、警戒警報を出してみたり、ひたすら危機を煽ることだけやっています。ひどい国ですし、ひどいマスコミだと思います。」

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福武公子さん(弁護士)が、「うそつき!新高速炉計画」と題して講演された。理学部出身の弁護士ということで、少し難解な言葉があったが、具体的に問題点を次々に指摘されていた。要するに、新高速炉計画は技術的にも経済的にも不可能だということだ。核燃料を入れずに高速炉を止めた、ドイツに学ぶべきである。今ではそこはテーマパークに変身したという。
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山田清彦さんがビデオメッセージ「六ヶ所村 再処理の現状」を寄せられた。再処理工場の危険性を強くアピールされていた。
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川口眞由美さんが、「花はどこへ行った」「ケサラ」などを激しくそして熱く、魂を込めて歌われた。みんなで一部唱和して、終わるときには拍手喝采であった。川口さんが辺野古ゲート前で歌われていて、座り込みの人たちの勇気を鼓舞していたのを思い出した。反戦の歌姫である。
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4時過ぎまでの長丁場であったが、教わることがいっぱいあった。自分も反戦反原発のために、小さな動きをしていこうと誓った。

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2017年9月10日 (日)

極小の折り鶴

この時期、毎年仲間たちと「平和展」を行っている。「人間の尊厳のためにーフクシマ・オキナワの今-」というテーマである。
残念ながら、このような催しにはなかなか人が集まらない。しかし、それでもやり続けることに意味がある。

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一部、クイズ形式を取り入れた。30問クイズを用意して、答にシールを貼ってもらった。このことをきっかけに、少しでも関心を持ってもらいたいという願いからである。

正答率が良くなかった問いは、普天間基地のある市はどこか(答ー宜野湾市)、代替の新基地建設は何湾か(答ー大浦湾)、海兵隊基地の占める割合はどのくらいか(答ー75%)などである。マスコミがあまり放映しないので、やむを得ない面がある。

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事故が多いので、「オスプレイ」の名前は正答率が良かった。しかし、一機辺りの値段は正答率が良くなかった。もちろん、答は、100億円(実際は200億円)。高すぎて予想を超えていたのだろう。そこから思想を展開して欲しい。なぜこんなにも高いものにお金をつぎ込むのかと。
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ジュゴンクイズが、もっとも正答率が高かった。

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私の撮りためた写真や、名護市や市民団体の作られた資料などを掲示した。

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6月23日に行われた、沖縄全戦没者追悼式で宮古高校の上原さんが朗読された詩、「誓いー私たちのおばあに寄せて-」を掲示した。高校生の平和への純粋な思いが、ひしひしと伝わってくる。
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沖縄戦の悲惨な写真も掲示した。目を背けずに直視して欲しい。わずか72年前に、沖縄で地上戦があり、4人に1人が亡くなったのだ。米軍基地に反対して、平和を願う沖縄の思いに、心を通わせて欲しい。
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京丹後市のXバンドレーダー米軍基地の写真も掲示した。関西の人にも、あまり知られていない。マスコミは北朝鮮の脅威をよく報道するが、あわせて在日米軍基地の現状についても報道して欲しい。
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茨木のり子さんの詩「依りかからず」は、私の大好きな詩である。大きな物に巻かれるのではなく、小さくても自分の頭で考えることが大切である。
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フクシマの現状も、写真で伝えようとした。飯舘村、南相馬市など、帰還政策の誤りを見抜いて欲しい。箱物ばかり作っても、放射能の線量がまだまだ下がっていないので、帰れるわけがない。
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この平和展には、折り紙で鶴を作るコーナーを設けている。

見学者の中学生が、鶴をたくさん折ってくれた。右側のは、ふつうの折り紙の64分の一の極小の鶴である。この子たちが大きくなっても、平和な世の中であるように!
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2日間にわたって行った。若者の見学者は少なかったが、きっと彼らの胸に響き、これから平和への小さな動きをし始めてくれることだろう。

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2017年7月16日 (日)

「風かたか」上映会&山城博治講演会

7月16日(日)に、奈良県人権センターで「風かたか」上映会&山城博治講演会が行われた。

奈良まで電車で行くことにする。退院後初めての遠出である。見馴れた風景なのだが、新鮮に感じる。

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奈良駅から約1.5キロあるが、リハビリを兼ねてゆっくりと歩く。

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主催は、奈良ー沖縄連帯委員会と沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会である。

あまり動けないが、会場準備を手伝う。

開場の頃には、椅子を追加するほど多くの人で賑わっていた。200人余りの参加者である。

「風かたか」の映画には、高江や辺野古の新たな軍事基地建設に対して、しなやかに、したたかに抗議活動をする人たちが描かれていた。政府が暴力で弾圧しても、けっして屈しない人々の姿を見ていると、思わず熱いものが頬を流れていた。

宮古島や石垣島の自衛隊基地の建設に反対する人々のことも、映画には取り上げられていた。「命どぅ宝」に基づいて活動する彼らの姿は、非常に説得力があり、ぐんぐん訴えてきた。

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上映後に、集会宣言が読まれて参加者一同の大きな拍手で承認された。

「命と暮らしに直結する自然を未来に引き継ぎ、二度と戦火で荒らさず、平和の灯を奈良と沖縄から連帯して全国に、全世界に広げていくために、私たちは政府の押しつけてくる不義に決して屈せず、沖縄を決して再び戦場にしない。日本を戦争国家にしない。そして、そのことを諦めない。それをここに宣言する。」

沖縄平和運動センター議長である、山城博治さんの講演が始まった。

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山城さんは米軍基地による人権侵害に対して、平和的な抗議運動を行ってこられた。辺野古や高江での抗議行動で前線に立って闘われる、熱血漢のリーダーである。ただただ沖縄から基地を無くしたいという純粋な思いで、横暴な権力に対して憤怒の限りを表現される。基地前では、理路整然たるスピーチだけではなく、歌や踊りも披露されて、座り込む人たちの心を励まし勇気づける。

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山城さんは抗議活動のさなか、有刺鉄線を切るなどとした微罪で5ヶ月拘留された。その間弁護士以外との接見は禁じられ、家族と会うことも許されなかった。自供と抗議運動からの離脱を迫られたが、毅然として黙秘を貫いて屈しなかった。

スピーチの中で、山城さんはその時の苦しさや辛さを正直に吐露された。仲間の応援する声が牢屋に聞こえてきたときには、更に奥の部屋に移動させられたということだ。それでもなお彼は信念を曲げなかった。聞いていて、もう胸がいっぱいになった。

権力側の見せしめと分断であり、これは到底許されるものではない。

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山城さんは、国連人権理事会で演説された。

「私も沖縄県民もこのような弾圧に屈しません。私は日本政府が人権侵害をやめ、沖縄の人々の民意を尊重することを求めます。」

演説の後に、「Human Rights Defender(人権擁護者)」と称賛されたということだ。本土のメディアはこのことを報道したのであろうか。

奈良駅までまた歩いて行く。

久しぶりの集会参加で、少し興奮気味であった心を静めながら歩いた。

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「沖縄の闘いから学んだものは、何か。それは、諦めない心と、団結と、おおらかさだ。」

奈良ー沖縄連帯委員会の代表である崎浜氏の声が、いつまでも響いていた。

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2017年3月11日 (土)

反原発琵琶湖集会

大津市膳所(ぜぜ)公園で、「原発のない社会へ 2017 びわこ集会」が行われた。

テーマは、「忘れない フクシマ まもりたい いのちとびわこ」である。

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いつもは円山公園での「バイバイ原発」に行くのだが、今年はパギやんとその仲間たちが出演し、滋賀の友人にも誘われたので、琵琶湖集会に参加した。

コンサートが始まった。まずパギやんが「核々死か慈か」「老人は国会を目指す」「阿呆陀羅経」などを歌われた。「老人は・・」の歌は、虐げられた老人たちが国会に突入して、銃撃を乗り越えて、一人が血の付いたシャツを議事堂に掲げるという、夢のようなストーリーである。しかし、このような気概は持ち続けたいと思う。

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次に、川口真由美さんが登場。「君には届かない」「悲しみから生まれた平和への道」などを歌われた。川口さんは沖縄には毎月のように行かれて、ゲート前で座り込みをして歌を歌われる。関電京都前でのキンカン行動にも参加されている。パワーあふれる歌唱である。春間げんさんがエレクトーン演奏で、優しくそして強く包まれている。

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パギやんも加わり、熱情的に歌われた。「ひでり」の歌が素晴らしかった。
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集会が始まった。まず、黙祷。6年前のことが次々に頭をよぎった。
福島第一原発は6年経った今も全く収束せず、メルトダウンした核燃料の状況も把握できない。2万人以上の人たちが避難を余儀なくされている。それにも関わらず原発マフィアたちは復活して、再稼働を推し進めようとしている。

米原市長の平尾道夫さんのスピーチは、心に伝わる言葉に満ちていた。

滋賀県の一部は高浜・大飯原発から30キロ圏内にあり、重大事故が起これば避難は殆ど不可能である。琵琶湖は放射性物質で汚染され、関西の貴重な水瓶が失われ、周辺の土壌も汚染される。絶対に再稼働を許してはいけない。

滋賀県知事の三日月さんも、出席して欲しかった。
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井戸謙一さんが基調報告をされた。井戸さんは2006年に、石川県志賀原発の運転差し止めを認める判決を下した、素晴らしい裁判長である。現在は、福井原発再稼働差し止め訴訟の弁護団の団長である。

この一年間の情勢、司法の動き、喫緊の課題について、わかりやすく理路整然とスピーチされた。

「リスクが容認される理由、それはその科学技術が社会にとって有用だからです。社会がその科学技術のリスクを上回る利益を受けるから、その利用が容認されるのです。しかし、原発がなくても電気は足りています。この社会に原発は必要ありません。自動車や飛行機に替わるリスクのない移動手段はありませんが、原発に替わるリスクのない発電方法はいくつもあります。社会的な必要の無い原発のために、私たちがリスクを受忍しなければならない理由はありません。」

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避難者のかたがスピーチされた。滋賀に避難して目の状態は良くなったそうである。放射能は、健康をむしばむものである。国や県の帰還政策は間違いであり、避難の権利を認めるべきだ。住宅支援を継続するのは、当然のことだと思った。

避難者の子どもの「いのちがだいじ、みんなのいのちがだいじ」の言葉が、ぐさりと胸を貫いた。

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「2017びわこ集会」のアピールが、大きな拍手により採択された。

「圧倒的多数の原発ゼロを求める国民世論によって、原発推進勢力を包囲し孤立させ、自治体とも手を取り合って、高浜・大飯原発の再稼働を許さず、放射能から琵琶湖を守り、私たちと子々孫々の生活を守り抜きましょう。」 
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プラカードやポスターなどのコンテストもあった。知恵を絞ったものが多数合った。
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デモ、スタート。膳所公園から大津パルコまで、シュプレヒコールしながら歩く。

「危険な原発 今すぐ止めろ!」「老朽原発 特別危険!」「原発動かす 総理はいらない!」「子どもを守れ 命を守れ 琵琶湖を守れ!」・・・・・・・
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琵琶湖のほとりには、早くも桜が咲き始めていた。
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青春18切符で帰る。

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2017年2月 4日 (土)

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会 総会

京都府立植物園では、実に優雅な時間を過ごすことができた。クスノキ並木を過ぎ、正門から鴨川に出る。川縁で、昼食をとる。春を思わせる暖かい天気だ。

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現実に戻る。

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会の第3回総会に参加した。

丹後半島は、山陰国定公園、山陰ジオパークに指定されている。美しい自然を破壊して、2014年10月に米軍の基地が作られ、Xバンドレーダーが配備された。通信所と名づけられているが、これはれっきとした、ミサイルを追跡するためのレーダー基地だ。

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2年強が過ぎ、基地の第二期工事も予定されている。また隣接する自衛隊基地も拡張工事が進められつつある。まさに日米の集団的自衛権の行使の準備が着々と進められている。

日米の基地は、穴文殊という地元の人々から深く信仰を寄せられているお寺の両サイドにある。穴文殊の海食洞の上に米軍のトイレが作られて問題となっているが、今もそのままだ。
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京都連絡会の共同代表である、瀧川さんが挨拶をされた。月に二回京丹後を訪問して、ビラ配りなどをされている。戦争につながるいっさいを許さない、信念の人だ。

THAAD導入が予想され、軍事要塞化はますます進むであろう。仮想敵国を作り、軍備を増強する現政権には、韓国の民衆やウチナーたちと連帯して、きっぱりと対決しなければならない。
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共同代表の大湾さんの総括と、運動方針が提起された。「NO BASE 沖縄とつながる京都の会」の代表でもあり、鋭い分析をしながら論拠を重ねてスピーチされた。弱き側に立脚した、熱情あふれる人だ。

「現代の戦争は、二つある。一つは、支配階級が国家権力を使って労働者人民を弾圧・抑圧することである。もう一つは、仮想敵を設定して国家間の危機を扇動して、国民を排外主義で取り込み、支配を維持することである。」
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「私たちの旗印は、京都にも沖縄にも日本のどこにも、そして韓国など世界にも基地は要らないということである。」
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基地の騒音、軍人軍属の交通事故、高圧線など、問題は多発している。しかし、マスコミはこのことを殆ど取り上げない。

現地の人々の安全・安心を蔑ろにする、この米軍基地は早く撤去するしかない。

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抵抗の旗を立て続けていきましょう。

会計報告や規約改正、役員選出などが行われ、終わったのは4時過ぎだった。旗開きがあったが、私は参加せず。

地元でサッカー少年団保護者の同窓会(飲み会)があったので、そちらを優先した。多忙な一日だった。

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