音楽

2017年3月19日 (日)

さんさ酒屋のコンサート その2

さんさ酒屋のコンサートが始まった。

酒蔵内は満席で、人が溢れかえっていた。座れなかった人たちは、外のモニターで見られていた。

ラストということで、出演者たちはそうそうたるメンバーだ。

Rimg_5553_r
第一部が始まる。

オープニングは、土着民。やはり、バルちゃん星人は、このコンサートの「顔」だ。

Rdsc05493_r
Rdsc05491_r

飛び入りコーナー。

一人一人は各地域で活躍されている、実力あるシンガーソングライターである。一曲で終わるのが惜しいくらいだ。もっともっと彼らの歌をお聴きしたいと、正直思った。

久米倖一さんの歌は、とても味がある。「お天道さまが怒ってござるぞ」の歌は、人間の奢りを風刺する。
Rdsc05495_r

澤田さんは、蕎麦打ちの名人でもある。気持ちが乗っていた。
Rdsc05497_r

これがおわりのホレホレバンドは、5月6日に名古屋で土着民や我夢土下座と共にコンサートをされる。
Rdsc05502_r

三尾さんの娘婿さんは、義父の作った歌をうたわれた。三尾さんは、どんなに嬉しかったことだろう。
Rdsc05506_r

神戸さんは、辺野古の米軍基地前でも歌っておられる。メッセージがよく伝わった。。
Rdsc05718_r

鳥取の武部さんは、今年はしんみりした歌を歌われた。世相を切り取る歌など、いろんなレパートリーがある。
Rdsc05514_r

島田の紅ちゃんが登場。ブログでなじみの最高キャストと歌い、メチャメチャ嬉しそうだった。
Rdsc05520_r
Rdsc05722_r

八竜リバティーバンドは、福井さんのソプラノの声が心に響き渡る。
Rdsc05715_r

タシカサマンマシンガーズは、我夢土下座の美しき奥様たちである。なかなか歌も上手い。
Rdsc05723_r
Rdsc05725_r

山本良樹さんの歌は、とても懐かしかった。
Rdsc05730_r

プロの黒田かなでさんと西沢和弥さんが、出演された。演奏はもちろん抜群であるが、表情も七変化して、見ているだけで楽しくなる。
Rdsc05532_rRdsc05533_r

プロのこむろゆいさんと河野俊二さんは、息の合った演奏と歌であった。互いの魅力を引き出しておられる。
Rdsc05598_r
第二部は、ゲストコーナー。

安保兄ぃが、さんさ酒屋のコンサートの歴史を語られた。いつもになく短いスピーチであり、それ故に思いが深くこもっていた。

Rimg_5563_r

当主の總太郎さんが、酒蔵を閉じることを淡々と話された。いつもの笑顔であったが、心の中はさびしさでどうしようもなかったことだろう。

19年間、本当にありがとうございました。
Rimg_5565_rRimg_5567_r

小室等さんと、佐久間順平さんである。それぞれの持ち歌を披露され、どの歌も感動を呼び起こした。砂に水が染み込むように、心に自然と響き渡った。これが感動というものであろう。
Rimg_5574_r
Rimg_5577_r
我夢土下座のメンバー(元ナターシャセブン)の進藤さんが、バンジョーで友情出演された。進藤さんの笑顔が、とても清々しい。
Rimg_5588_r
Rimg_5591_r
Rimg_5594_r
土着民の登場。彼らの作る音楽は、ストレートでわかりやすい。演出がうまく、聴衆たちがもっとも盛り上がる。土着のメンバーたちは、役者揃いだ。奥さんがたの踊りは、なくてはならないものだ。

Rimg_5598_r
Rimg_5603_r
Rimg_5612_r
Rimg_5616_r
Rimg_5620_r
Rimg_5626_r
待ちに待った、我夢土下座の登場。

我夢土下座の歌には、木曽川沿いの小さな町のにおいや、人の暮らしや生きざまなどが髣髴と浮かび上がってくる。これが、フィールドフォークの魅力であろう。「文化の華」が、我夢土下座の音楽にはある。
Rimg_5635_r
Rimg_5643_r
Rimg_5648_r
Rimg_5651_r
Rimg_5654_r
Rimg_5660_r

全員出演で、フィナーレ。

Dsc05732
Dsc05736
Rimg_5673_r
Rdsc05590_r

終わってしまった!

19年間、ほんとうにお疲れさまでした。ありがとうございました!

さんさは終わりとなったが、次に何かがまた始まると信じたい。

そう信じないと、悲しすぎる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

さんさ酒屋のコンサート その1

青春18切符を使って、坂下まで行く。そこからバスで小野沢へ。

民宿「くつかけの湯」に荷物を置き、しばらく主人たちとお話しする。とても気さくな人だ。

Dsc_3675Dsc_3685
Dsc_3811

山内酒造場へ行く。ここで、さんさ酒屋のコンサートが行われる。ラストということもあり、いつもより100人くらい多いということだ。我夢土下座のメンバーをすぐに見つけて、楽しくお話しする。

もう長い行列ができている。島田の紅ちゃんやBBさん、他にもいっぱい友人が並んでいて、握手を求める。まさに同窓会のような雰囲気が漂っている。

Rimg_5531_r
Rimg_5532_r
Rimg_5536_r
Rimg_5537_r
Rimg_5539_r
女性たちが用意してくださった料理の数々。これほど多いメニューは他に知らない。甘党、辛党、両方のニーズをみごとに満たしてくれる。

Rimg_5542_r
Rimg_5543_r
Rimg_5544_r
新酒「小野桜」と「春一番地」は、微妙に味や香りが違い、どちらも美味しい。何杯飲んだであろうか。不思議なことに、いくらでも飲める。そして、全く飲み飽きない。

1升瓶を6本、注文した。
Rimg_5552_r
料理の数々。ほんの一部しか撮れなかった。

料理はメニューの多さだけではなく、味も素晴らしい。もてなしの気持ちがたっぷりと入っているからであろう。

いつも一部だけしか食べずに終わる。今回、ラストなので全メニュー完食挑戦しようとした。感傷的な気分に陥り、腹よりも先に胸がいっぱいになり、早々と断念。リベンジするときはないが、もう十分満足である。
Rimg_5550_r
Rimg_5551_r
Dsc_3692
Dsc_3693
Dsc_3694

Dsc_3736
Dsc_3737

仲間たちと再会を喜び、話しに夢中になる。料理をいただきながら、尽きない話をする。

我夢土下座の田口さんには、写真まで撮っていただいた。誠に光栄なことである。

可児の高橋さんは、ラストを惜しんで、このような素晴らしいものは存続していくべきだと、熱弁を振るわれていた。

ラストゆえのセンチな気分に、私は終始浸っていて、あまり会話が弾まなかった。

Dsc_3739
Dsc_3741
Dsc_3742
さんさ酒屋のコンサートの、歴代のポスターが掲示してあった。まさに「文化の結晶」である。

Rimg_5560_r
Rimg_5561_r
蔵の壁には、さんさ酒屋のコンサートの、ゲストの写真が掲示してあった。
Rimg_5546_r
Rimg_5547_r
Rimg_5548_r
我夢土下座のメンバーの、若き頃の写真も掲示してあった。皆さん若かった。髪も豊かだった。
Rimg_5555_r
Rimg_5557_r
コンサートが始まる前には、すっかり酩酊していた。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 4日 (土)

はるまきちまきコンサート

西成市民館で、「はるまきちまきコンサート」が行われた。岡山禁酒會舘でお聴きしてから、すぐに彼らの大ファンとなった。

Rimg_5282_r
「はるるまきちまき」さんは、関西を拠点にして、民衆の側に立って歌づくりをして、ライブ活動をされている。

弱きものたちの味方となって、歌で世界を共有する。真の優しさや包容力を、いっぱい備えておられる。近くの三角公園で行われる、釜ヶ崎越冬闘争の越冬まつりには、毎回出演されている。

Rimg_5285_r
Rimg_5289_r
Rimg_5296_r
Rimg_5297_r
Rimg_5300_r
Rimg_5302_r
Rimg_5309_r
春間げんさんの、繊細でしなやかに弾かれるピアノ演奏。

おーまきちまきさんの、魂に切々と響く透き通った歌声。

二人の音が互いに支え合い共鳴して、美しい音楽が醸し出されている。

春風に包まれたように、心地良い世界に導く。心を全て打ち明けることのできるような、優しさに包み込まれる。
Rimg_5311_r
Rimg_5313_r
「襟裳岬」「愛燦々」など、カバー曲を多く歌われた。

個人的には、「ちいさきものたちへ」などのオリジナルの歌が最高にすばらしいと思う。心の奥底に眠っている感受性が呼び起こされ、生き生きと動き出していた。
Rimg_5316_r
Rimg_5319_r
Rimg_5321_r
前から欲しいと思っていた、おーまきちまきさんのCDを4枚購入した。

Rimg_5335_r
Rimg_5338_r

「はだしのこころがおどりだしたよ」、「アスファルトをほりかえせ」、「イマココニイルヨ」などは一回聞いただけで、すっかり好きになった。心底から染みいるように揺さぶられて、感動の嵐に包み込まれてしまった。
これから何度も何度も聴いて、私の宝物になることであろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月25日 (土)

川口真由美コンサート

「川口真由美コンサート」が京都市呉竹文化センターで開催された。600人収容のホールは、ほぼ満席の状態。名古屋の友人、ぽこあぽこのKさんも来られていた。

Rimg_4828_r
川口さんは障がい者施設の代表をして、3人の子どもを育てるシングルマザーである。そして、「沖縄とつながる京都の会」の共同代表もされている。

月一で辺野古に行き、基地前で座り込みに参加されている。権力の横暴を許さない正義の人であり、実行力のあるエネルギッシュで熱情的な人である。

最近、CD「想い 続ける-沖縄・平和を歌う-」を音楽センターから出された。早速購入する。

Rimg_4829_r
コンサートが始まる。「闘いを歌う女」「共に歌う歌姫」などの愛称が付けられるだけあり、全身全霊で魂を込めて歌われる。

パワフルな歌唱であり、荒削りであるだけにストレートに響く。そして、それを春間げんさんの華麗で魅惑的なピアノ演奏が、時には激しく時には優しく誘導するかのようである。

Rimg_4837_r
Rimg_4840_r
Rimg_4865_r
沖縄から友だちが来られていた。人権の抑圧されている現状や、なぜ米軍基地に反対するのかを、生々しく語られた。ノーモア ベース!
Rimg_4871_r
作業所の「あろあろ」の仲間たちが、川口さんの歌に合わせて、それぞれの個性でダンスをされた。こんなコンサートは、ほんとうにすばらしいと思った。
Rimg_4874_r
Rimg_4879_r_2
キャンプシュワブ前の山城博治さんの姿を映し出し、沖縄をテーマにした歌を歌われた。理不尽で強大な権力に対して、絶対に屈しないという思いが爆発していた。
Rimg_4884_r
Rimg_4888_r
春間げんさんの思いを秘めた巧みなピアノ演奏と、川口真由美さんの想いの溢れる歌唱がみごとに融合して、聴衆の魂をぐんぐん揺さぶった。
Rimg_4892_r
Rimg_4897_r
Rimg_4900_r
Rimg_4901_r
いっぱい勇気をいただいた。自分も沖縄と連帯して、小さくとも精一杯動こうと思った。
Rimg_4905_r
Rimg_4911_r
最後は会場の人たちも参加して、カチューシャ。

みんなで作り上げるコンサートは、なんと楽しく感動的なことか。
Rimg_4913_r
Rimg_4917_r

このコンサートで、勇気と負けない闘志をいっぱいいただいた。

最も印象に残ったのは、笠木透さんの「軟弱者」の歌を歌われたときである。自分も勇気と闘志を持って、「軟弱者」になろうと誓った。

川口さん、げんさん、本当にありがとう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月18日 (土)

「ああ人生は素晴らしい フォークソングコンサート」

「ああ人生は素晴らしいフォークコンサート」が、岐阜県八百津町で行われた。主催は、潮南まちづくり協議会である。

名古屋からは名鉄、バスを使って八百津町まで。八百津町は、杉原千畝さんの故郷である。彼は、第二次世界大戦中に人道主義の立場から、ビザを独断で発行して多くの避難民を救った。

Rimg_4377_r
Rimg_4389_r
八百津町ファミリーセンターの大ホールには、笠木透さんの関わりのあった我夢土下座や土着民のメンバーも来られていた。その姿をお見かけしてお話ししたことは、嬉しくて仕方なかった。

笠木透さんたちが、1969年に中津川フォークジャンボリーを開催された。フィールドフォークは50年近く、脈々と続いているのである。八百津町にも根付いていた。
Rimg_4396_r
潮南まちづくり協議会の一員である、大澤和代さんたちの地元のバンド、「へぼボーイズ」が出演された。半ズボンは、ボーイらしかった。

へぼボーイズは、「草刈り」「おらっせんか」などを歌われた。地元の自然や生活、人生を歌った。山なみに包まれた潮南での人々の姿や風景が、歌の中に広がっていく。その地で民衆から生まれて歌われるフォークは、まさに笠木透さんの提唱されたフィールドフォークである。

Rimg_4405_r
Rimg_4412_r
「雑花塾」が登場された。笠木透さんの人生最期の時まで、創作や演奏を共にされた。雑花塾の一人一人は、地元に根付いたフォークグループのリーダーでもある。今回、全国からメンバーの殆どが集結された。

第一部では、「海に向かって」「私に人生と言えるものがあるなら」「あなたが夜明けを告げる子どもたち」など、笠木透さんの初期の頃のフォークを歌われた。
若かりし頃をつい思い出してしまい、懐かしさが込み上げてきた。
Rimg_4434_r
Rimg_4436_r
Rimg_4429_r
Rimg_4431_r
ロビーには、雑花塾メンバーの作られたものなども売られていた。彼らは、陶芸や木工のプロの方たちである。どれを見ても、人間性が豊かで、瑞瑞しい感性が内在して、実に魅力的であった。
Rimg_4440_r
Rimg_4442_r
Rimg_4437_r
第二部では、「笠木透と雑花塾のCD文庫」NO.10「これがすべての終わりとしても」に収録された歌を、全部披露された。昨年、八百津町潮南で、このCDは録音された。

雑花塾メンバー一人一人が、存在感のあるフォークシンガーである。笠木さんの詩は、平和・環境・生活など、広範囲なものをテーマにしている。雑花塾のメンバーはその詩の意をくみ取り、テーマに沿った曲を創られている。そして、自ら歌われ、そのメッセージが心に響いた。
Rimg_4444_r
Rimg_4445_r

笠木透さんの「文化で闘う」思想が、みごとに雑花塾の中に継承されていた。そして、笠木透さんへの追悼の段階から、敬愛の念を抱きながら新しいステップへと踏み出されようとしていた。雑花塾の活動を大いに期待して、今後も応援していきたい。
Rimg_4459_r
Rimg_4460_r
二時間余りが、あっという間に終わった。

笠木透さんが、会場のどこかにおられるような気がして仕方なかった。何度も目が追っていた。

Rimg_4604_r

ロビーには、地元の土産が置かれていた。
Rimg_4400_r
Rimg_4401_r

打ちあげは、潮南にあるしおなみ荘で行われた。笠木透さんを敬慕する人たちが、次から次へとスピーチや歌を披露された。小生も、岡山の尾崎さんの後にスピーチをさせて頂いた。雑花塾の新曲作成時に、応募したすべての詩が没になったことなどを話した。

部屋に帰った後も、「四万十川」を作曲された藤田さんからいろいろ貴重なお話を聞くことができた。

Rimg_4471_r
この日のことは、一生忘れない。

翌日の朝食は、地元の野菜を使った郷土色豊かなものであった。玉味噌の汁が美味しかった。三角形の陶器は潮南で作られたもので、盛りつけを含めて全てがとても素晴らしかった。

その後、潮南の中心部を少し散策した。高度は600mくらいあり、風が冷たかった。伊勢湾が見えるという。深い山脈に囲まれたこの潮南が、すっかり好きになってしまった。

Rdsc_2969_r
Rimg_4478_r
Rimg_4481_r
Rimg_4482_r
Rimg_4485_r
潮南のみなさま、大澤さん、雑花塾のみなさま、岡山の尾崎さん、たいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月11日 (土)

「雑花塾コンサート」の案内と嬉しい便り

「ああ 人生は素晴らしい コンサート in 八百津」まで、あと1週間となった。このコンサートは、笠木透と雑花塾CD文庫vol.10「これがすべての終わりとしても」発売記念として開催される。

Rimg_2369_r
出演は、「雑花塾」と、地元の「へぼボーイズ」である。

雑花塾は、笠木透が命名した。「ぼくらは、・・・・ふつうの人間たちであり、野の雑草のような存在です。だが、その雑草にも花は咲く、という思いから雑花塾が生まれました。」
「雑花は雑歌であり、『だれにでもうたはある』、そして『だれにでもうたはできる』という、フォークソングへのこだわりから生まれた小さな塾です。」

Rimg_4104_r
「雑花塾」は、「それぞれが、自らの地域で地道な活動を続ける自立したフォークシンガーであり、自ら牽引するフォークグループのリーダーである。」

そのメンバーたちが、全国各地から集結する。
Rimg_4105_r
Rimg_4098_r
笠木透の歌作りの思想を継承して、それを深化させている雑花塾を、心より応援したい。

私は電車で行く。一升瓶を担いで・・・。

滋賀県の友人から電話があり、行けるようになったと言うことである。彼は車で行くそうである。友たちと会えるも、とても楽しみだ。
Rimg_2372_r
一昨日、奈良市の中田さんから嬉しい便りが届いた。中田さんたちは、昨年末に奈良市で「みんなで歌おう ミニコンサート -雑花塾 増田康記さんを迎えて-」を開催された。

中田さんから、その時のDVDや白黒写真、感想などが送られてきた。
Rimg_4027_r
Rimg_4031_r
Rimg_4030_r
Rimg_4029_r
増田康記さんのギター演奏で、参加者は大きな声で歌っていたのを、思い出した。今写真を見ていると、皆さんの表情は明るく生き生きしている。
Rimg_4019_r
奈良には、笠木透と雑花塾は何度も来られている。1995年には奈良市で、2000年には十津川村で、2001年には橿原市でコンサートが行われた。

私の住む団地の小学校にも、彼らは来られたことがある。子どもが在学中であったので、私も参加した。心を揺さぶられながら聴いたのを、今でも鮮明に記憶している。
Rimg_4021_r
Rimg_4022_r
Rimg_4034_r
中田さんは手紙の中で、次のように書かれていた。
「笠木透さんが亡くなられたのは本当に残念ですが、雑花塾の方々(地域は遠くはなればなれになっていても)が、笠木さんの想いを受け継ぎ広めようと、これからもささやかながら頑張っておられるのを知って、私たちの出来る範囲での塾の皆さんへの応援を続けられたら良いなぁと思っています。」

中田さんのすばらしい言葉に、深く同感した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月15日 (日)

八時間耐久ライブ

午前中はバレーの練習があり、中途で終わり急いで電車に乗る。大雪で奈良線の電車が遅れている。鴨川は雪景色。橋の上はシャーベット状になっていて、転倒注意。

Rimg_2175_r
Rimg_2180_r
このお宮さんの地下に、都雅都雅がある。
Rimg_2182_r
Rimg_2183_r
吉例八時間耐久ライブは、1時より既に始まっていた。チョイスちゃんやPETAさんなど終わっていて、たいへん残念な気がした。またの機会を狙いたい。
Rimg_2273_r
SHINKAが沖縄の音楽を歌われていた。女性二人のボーカルで、ウチナー特有のリズムや曲調に引き込まれた。
Rimg_2188_r
Rimg_2192_r
さえずりな夜という二人のグループは、ブラジルの楽器を使い、ユニークな世界を作り出されていた。
Rimg_2195_r
森扇背とそのグループは、ボーカルの男性が猫背でオリジナルのしぐさで歌われた。歌もパンチがあるが、それ以上にしぐさが面白くて、聴衆の笑いを誘っていた。
Rimg_2206_r
Rimg_2208_r
伊禮 恵はまだ若きシンガーソングライターで、若者らしいビビッドな感性のあふれる歌を作り歌っていた。

Rdsc05117_r
中井大介&The Piratesの歌は、とにかくテンポが良く、波の上をすいすい漕ぐカヌーに乗っているみたいだった。
Rimg_2225_r
Rimg_2228_r
いよいよ我らが、我夢土下座の登場。このライブに来たのは、彼らの久しぶりの歌を聴くためだった。昨年1年間はCD作成のために、コンサートは開かれなかった。

フィールドフォークは、自分の音楽の方向性に合致しているとつくづく感じた。間宮さんが「うまい酒を飲もうよ」、進藤さんが「青春」、田口さんが「ホーボーズララバイ」、細田さんが「風の果て」の歌をうたわれた。それぞれのテーマを歌い手がみごとに表現されていて、やはりこれこそ「人生を奏でる」民衆の歌であると確信した。

都雅都雅を悪く言うのではないが、やはり我夢土下座のフィールドフォークコンサートは自然の豊かに残っている場所で聴いた方が、一層すばらしいと思った。
Rimg_2240_r
Rimg_2242_r
Rdsc05126_r
Rdsc05130_r
Rdsc05131_r
15分休憩。北海道の鈴木さんや、京都の遠藤さんと歓談した。
Rimg_2248_r
Suger On Topはカントリー音楽だ。メンバーたちは、実に楽しく演奏されている。その表情は見ていて気持ちが良い。
Rimg_2250_r
Rimg_2252_r
いよいよ三尾信彦さん(大棟梁)の登場。拍手の多さで、京都でも人気のあるのがよく分かった。
ハチタイには「掟」というのがあり、出演を頼まれたら断れないということだ。三尾さんはその掟をフルに活用されていた。「友情」ではPETAさん、「ふるさとの風」では我夢土下座の田口さんと進藤さん、「戦後70年」では黒田かなでさんと共演された。

土着民らしい大地に根を張った、生活感の漂うフォークを歌われた。やはり自分にはこんな歌がぴったりで、自然と心に染み込んでくる。
Rimg_2256_r
Rimg_2260_rRdsc05145_r
Rdsc05147_r
Rdsc05149_r
Rdsc05155_r
松田ari幸一さんは、ハーモニカの第一人者だ。ギターリストの古橋一晃さんと共に、芸術性豊かな演奏をされた。「ミケランジェロ」は鳥肌がたつほど感激した。
Rimg_2264_r
Rdsc05160_r
天野SHOさんは初めてお聴きしたが、すごくパワフルな歌声でベースのギターと相まって、ぐんぐん心を揺さぶった。
Rimg_2277_r
藍田真一さんはマンドリンを演奏しながら、若者の率直な思いを歌にされていた。今回のハチタイの実行委員長を務められたという。
Rimg_2279_r
Rimg_2283_r

まだまだ八時間耐久ライブは続いていたが、帰りの電車が心配だったので辞した。私にとっては5時間耐久ライブだった。「耐久」ではなく、「喜久」あるいは「樂久」ライブだった。

皆さん、本当にありがとうございました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年1月 8日 (日)

ふぉーくちゃんぽりー2017

名古屋うりんこ劇場で、「ふぉーくちゃんぽりー2017」が行われた。久米さんや澤田さん、北海道の鈴木さんも参加されており、お話がとても楽しかった。

Rimg_1966_r
今年のテーマは、「曲がり角」である。

八リバ(八竜リバティーバンド)さんの案内には次の文言が書かれている。

「通い慣れたいつもの道はもちろん、人生にもT字路、Y字路、十字路などの曲がり角がありますが、いつの間にか左折禁止や進入禁止になっていたりします。誰かの力で強制的に右や後戻りの道に連れて行かれないように、注意深くなりましょう。自分の曲がる道は、自分で決めたいものですね。」

人業劇団ひらき座による、ちんどん屋さんがまず登場した。海勢頭豊さんの「琉球讃歌」に合わせたエイサーは、皆さんの表情がステキだった。朝鮮打楽器による演奏「嶺南農楽」は、迫真の演技でぐんぐん迫力があった。

Rimg_1972_r
Rimg_1974_r
Rimg_1977_r
主催者たちの口上は、堂に入っていた。
Rimg_1980_r
ふるくせーずは、劇団うりんこのメンバーや元劇団員によって構成されている。うりん子が走るような楽しさがよく伝わってきた。
Rimg_1984_r
Rimg_1987_r
出前ユニットぽこあぽこは、「日常の生活や時代へのメッセージをオリジナルソングで歌っている」。リーダーの神戸さんとは、辺野古でもお目にかかった。彼は、辺野古や高江で米軍新基地建設が、人間の尊厳を踏みにじって強行されていることに、歌できっぱりと対峙されている。ぽこあぽこの歌で、勝つまで諦めない勇気をたくさんいただいた。
Rimg_1989_r
Rimg_1992_r
我らが三尾信彦さんの登場。大棟梁と言ったほうが適切だ。付知町で大工仕事をしながら、生活や社会、生きざまを歌にされている。最近は平和への強い思いを込めて、ピースソングを多く作られている。その姿勢に深く共感している。

今回は、45周年新CDに含まれている、「ふるさとの風」と「平和の道」を歌われた。聴衆のノリの良さが自然と伝わってきた。最後に、「福与かに生きよう」の新作を歌われた。この歌は、結婚の決まった娘さんを祝福する歌で、私の方も嬉しさでいっぱいとなった。
Rimg_1995_r
Rimg_1999_r
司会は、近藤さんと福井さんの息の合ったペアであった。歌が終わった後に出演者によって抽選会が行われ、これもたいへん盛り上がっていた。鈴木さんや澤田さんも、運良く景品をゲットされていた。
Rimg_2039_r
Luna Crescenteは、「民族音楽を基調としたオリジナル曲をメインに世界26カ国に音楽配信」されている。自然に回帰するような懐かしい音調の歌を作り出されている。歌の後に、ホッとするような安楽の空間が生まれている。
Rimg_2001_r
Rimg_2005_r
八竜リバティーバンドは、歌い始めて18年になるという。さんさ酒屋のコンサートで東北大震災をテーマにした「あなたへ」の歌を聴いて以来、すっかりファンになってしまった。

三人のそれぞれの魅力や個性が相まって、すばらしい音楽を生み出されている。今回は、「だれかがほしをみていた」の歌を、背後に写し出される美しい絵を見ながら、うっとりと聴いた。
Rimg_2007_r
Rimg_2012_r
Rimg_2015_r
ゲストは、李税美(いぢょんみ)さんとピアノの竹田裕美子さん。

李さんの声には、慈母のような温かさや優しさが満ち溢れている。そして、その中には芯の通った気高い強さもある。「京成線」「アリラン」などを、魂のほとばしるような歌われ方で、すっかり魅了された。
Rimg_2024_r
Rimg_2023_r
Rimg_2028_r
Rimg_2032_r
最後は、出演者全員で「朝露」の歌を歌う。会場全体に声が響き渡った。
Rimg_2037_r

3時間30分を超えるコンサートだったが、あっという間だった。感動をいっぱいいただき、ありがとうございました。三尾さん、八リバさんに深く感謝します。

青春18切符を使って関西本線で帰路につく。余韻を味わいつつ、いっぱい飲る。これも楽しい時間だ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年12月23日 (金)

RPBイブイブコンサート

RPB(レッド・ポイント・ブラザーズ)のクリスマスイブイブコンサートが、島田市のプラザおおるり大ホールで5時から行われた。なんと23年目になるという。

Rimg_0080_r
RPBは、地元に根付き愛されている音楽グループである。広い会場はほぼ満席状態。大多数は5・60代の元青年たちであるが、若い人の顔もちらほら。障がい者の方たちや家族連れの方たちも参加されていて、客層が幅広い。
Rimg_0081_r
Rdsc_1309_r
Rdsc_1297_r

今回はRPBがなぜここまで地元に愛され続けてきたのか、その秘密をさぐろうとかぶりつきの席でじっくりと耳を傾けた。

分かったことがいろいろある。RPBは音楽に寄せる情熱がひたむきであり、自然体でそれを表現されている。昔懐かしいメジャーのカバー曲はもちろんすばらしいが、私はそれ以上に彼らのオリジナルに強く心を寄せた。「帰郷」「ぼくらが生まれたまち」は、ふるさとを歌ったものであり、彼らが島田にどのくらい深く愛着を感じているのか、しみじみと伝わってきた。愛着が歌を生み出しているのだ。

声質は高低音とりどりで、それがミックスされハーモニーになったときは、一段とすばらしい。「夏の想い出」は特に大好きだ。

Rimg_0129_r
Rimg_0121_r
Rimg_0122_r
リーダーのよっちゃんは、RPBの音楽の方向性をきちんと出されている。妥協すること無く、自分たちの音楽を作り出されている。
Rimg_0113_r
ソンバーさんはメインボーカルで、その澄明な伸びのある声は、観衆の心にすんなりと入り込んでくる。具志堅さんの漫談は、もうコンサートには無くてはならないものだ。
Rimg_0107_r
マッキーさんは、今回「青い鳥」のオリジナル曲を披露された。思いの溢れるような歌唱は、観客の心を捉えていた。ベース演奏には魂がこもってる。
Rimg_0103_r
我らが紅ちゃんは、観客から絶大な人気があるようだ。歌もお話も超上手では無いけれども(ごめん!)なぜなのか。やはり、歌に込める情の深さが何の飾り気も無くストレートにそのまま伝わってくるからであろう。優しいのだ、とにかく優しさが満ち溢れているのだ。
今回、紅ちゃんの顔のウチワ隊まで登場したのはもうビックリしてしまった。
Rimg_0104_r
Rimg_0184_r
五木ひろし×2人=十林ひろしとは、ラヂオデイズさんの絶妙なネーミングだ。この二人は、まもなくみのる座でデビューするかも知れない。
Rdsc_1294_r
休憩時間となる。ロビーには大きなクリスマスツリーがあった。

Rdsc_1299_r
後半のスタートは、やまゆりフォークビレッジシンガーズとRPB。「この広い野原いっぱい」「あのすばらしい愛をもう一度」などカバー曲を歌われた。ハーフウエイやラヂオデイズさんたち、みんなはそれぞれが実力者であり、熱烈なファンもいるグループだ。オリジナルの歌を聴いてみたい!!
Rimg_0151_r
Rimg_0169_r
Rimg_0174_r
KEITOさんが「いのちの歌」を熱唱した。今回一番聴いてみたかったのは、正直に言えばKEITOさんであった。紅ちゃんのブログですごく関心を持ち、ぜひお聴きしたかったのだ。やはり歌も笑顔も最高にすばらしかった。彼女のソプラノの声に誘われて、もう天上へと心は彷徨っていた。天使のはばたく至福の世界である。予想以上の感動を与えていただいた。数日経つ今も、彼女の声が胸の中に響いている。
Rimg_0172_r
紅ちゃんの目には、涙が光っているように見えた。私にとって、この場面がイブイブコンサートのクライマックスであった。
Rimg_0179_r
このあと、RPBのポピュラーな歌が続いた。「悠久の人」「キュウイ」「天王山」。「また会う日まで」・・・観客はもう照れも捨てて、乗りに乗っていた。私は殆どコンサートではジェスチャーとかしないのだが、地元の人たちの熱い声援の動作によって、一緒に同じことをしていた。

Rimg_0180_r
Rimg_0190_r
Rimg_0195_r
Rimg_0200_r
Rimg_0203_r
「満天の星」は観衆みんなで立ちノリ!!私も精一杯声を出した。色とりどりのネオン棒が揺れていた。
Rimg_0211_r
Rimg_0213_r
ロビーでは、RPBメンバー自らが募金活動をされていた。今年は20数万円ユニセフに寄付したということだ。これまで210万円を超えるという。
無償の活動は尊いことだと思うし、大いに敬意を表したい。このあたりにも、地元の人たちから大きな支持を得ている理由が隠されているような気がした。
Rdsc_1298_r
コンサートが終わり、地元の柴田さんに誘っていただき、焼き鳥の店に行く。北海道の鈴木さんも同席して、今日のコンサートのことなど話が弾んで美味しい酒を飲んだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年12月17日 (土)

雑花塾コンサート

雑花塾の増田康記さんを迎えて、「みんなでうたおうミニコンサート」が奈良市北部会館で開かれた。主催は、「奈良県で初めての民主書店」新風堂の中田さんたちである。精華町の友人からの誘いを受けて参加したが、他にも友人たちが参加していた。

笠木透の若かりし頃の写真や、言葉が展示してあった。みんなあの頃は若かった。笠木透の本や雑花塾のCDも置かれて、よく売れていた。

Rimg_9695_r
Rimg_9696_r
Rimg_9697_r

ミニコンサート呼びかけ人の代表、浜田博生さんが挨拶された。

「安倍首相の戦後70年談話などにはアジアで犯した戦争犯罪への謝罪はありませんでした。奈良・大和路に生きる者として『歴史の真実』を本当に糺さねばなりません。」

「反戦平和の歌作りを生き抜いた笠木透さん(2014年12月22日死去)の思いを受け継いで歌い続ける増田康記さんを招き、ミニコンサートを企画しました。皆さん参加して、ご一緒に歌いましょう!」

Rimg_9700_r
雑花塾の増田康記さんによる説得力のある歌と、巧みなギター演奏にリードされて、参加者はみんな大きな声を出して歌った。
Rimg_9704_r
第一部で増田康記さんが歌われた曲は、次の通りである。

「雑木誌」「海に向かって」「あなたが夜明けを告げる子どもたち」「私に人生と言えるものがあるなら」「長良川」「揖斐川」「私の子どもたちへ」
Rimg_9706_r
滋賀県の友人、西田さんが「あなたが夜明けを告げる子どもたち」の歌に合わせて手話を披露してくれた。うたごえで活動しているので、とても上手だ。
Rimg_9712_r
「長良川」の歌では、本をみんなで長く開いて、それを見ながら歌った。
Rimg_9721_r
Rimg_9722_r
Rimg_9726_r
休憩時間を終えて、ビデオが流された。笠木透と雑花塾が六十歳くらいの時に、ソウルのパコダ公園を訪ねて、反日・抗日の支援の歌をうたったときの映像であった。歴史の真実にまともに向かう笠木透の姿勢に、心打たれた。
Rimg_9730_r

第二部で増田康記さんが歌われた曲は、次の通りである。

「南山」「ムグンファの花刺繍」「ホウセン花」「反戦僧侶」「あの日の授業」「軟弱もの」「海は広いよ」「ペンペン草」「冬芽」「君が明日に生きる子どもなら」そして、アンコールは、新CDに含まれている「これがすべての終りとしても」であった。特に、「軟弱者」は大好きだ。私も軟弱者と言われてもいいから、武器は取りたくない。
Rimg_9708_r

増田さんは三時間余り、笠木透の想い出を交えて話をされ、また全身全霊を込めて歌われた。エネルギッシュでひたむきな情念を持つ、すばらしいシンガーである。

パンフには「笠木透を支えて」と書いてあったが、増田さんは「それは逆で、自分が笠木透に支えられて今日まで音楽活動を続けてきた」ということを語られた。ジーンと胸を込み上げてくるものがあった。

笠木透のフォークの神髄が、雑花塾の中に生き続けており、そして更に深化しているのが、嬉しくてたまらなかった。
Rimg_9734_r
「みんなでうたおう!」とあるように、自分も精一杯大きな声で歌った。会場には爽やかな歌声が響き渡っていた。

最後に、主催者の新風堂の中田郁江さんが、今回のコンサートの御礼と、笠木透と雑花塾のCD文庫のことを紹介された。

雑花塾の増田康記さん、本日はありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧